一般社団法人 日本流行色協会が毎年発表しているそれぞれの年を象徴する色「今年の色、来年の色」ってご存知ですか?
流行する色ではなく象徴とする色です。
2021年は、“はじまりの色、希望のホワイト”
色名は、ゼロホワイト(Zero White)
2020年はコロナの影響を大きく受けた年。
日常生活にも社会経済にも大きな変化がありました。
2021年のゼロホワイトは、
「変化を前向きに捉え、新しいスタートになる」
と考えられたものです。
ウィルスから身を守ると言った意味でも、「白」は2021年の商品イメージには大切なものかもしれません。
春はもうじき。
新生活も始まるシーズンに清潔感のある白い素材の特集をしようと思います。
白から連想されるイメージは?
知性、潔白、信頼、清潔などといったクリーンな印象。
結婚式では、白無垢や白いドレスを着ますね。
ご存知の方も多いかと思いますが、これは相手の家の色に染まるよう真っ白なまま嫁ぎますって意味ですよね?
加えて、生まれた家の娘として一度死に、嫁ぎ先の嫁として新たに誕生するということも意味しているのだとか。
正にゼロホワイトですね。
また、白い衣装を着る行事も多いですね。
白ってすごく神聖な感じ。
白トップスが主役のコーディネート
さわやかな白いトップスは春らしい装いにピッタリ。
白いトップスと言えば、白ブラウス、白シャツ、白Tシャツ。
手頃に楽しめるユニクロのド定番白シャツ。
シンプルデザインですが、タイトなものから大きめのもの、
短めのものや長めのものなど様々なシルエットが揃っているので
コーデタイプによって使い分けられるのが嬉しいですね。
デザインだけでなく素材も多種多様。
オックス使用の少し厚手のものや少しシャリ感のある麻混素材、
トロンとした落ち感を楽しめるレーヨン素材、
機能性のあるストレッチタイプなど用途に合わせて選べます。
~フェミニンな春夏白コーデを楽しむならこの素材~
レディース向けの春夏コーデと言うことで
タイトスカートやフレアスカートに合わせやすい
鮮度の良い白い素材をピックアップしていきましょう。
白は膨張色なので太って見えるんじゃないかと思われるかも知れませんが
デザインや形、着こなしを考えてバランス良く取り入れてみると良いです。
アクセサリーやバッグなどの小物でコーデにアクセントをプラスすることで
シルエットをスッキリ見せることができます。
例えば、キャミソールなどの袖なしトップスを着て、二の腕が気になるって思ったら、
大きめのピアスやアクセントカラー濃い目のブレスレットをすることで視線をそらすと言う方法もあります。
白レース素材
女らしさのあるコーデにはやっぱりレース素材。
レースにも色々な種類があります。
エンブロイダリーレース
SI_00-SIC-7559- チュールエンブロイダリーレース/60ミリ
一般的に一番知られているレースかな?
このレースはエンブロイダリーレース機で生地に刺繍加工を施したもの。
刺繍加工後、生地をそのまま残したものと穴のあいたもの、
完全に生地を溶解して刺繍糸だけを残したものがあります。
刺繍糸だけを残したものは「ケミカル レース」と呼ばれるものです。
リバーレース
SI_00-SIC-7559- チュールエンブロイダリーレース/60ミリ
とても細い糸で編まれた繊細で上品な雰囲気のレース。
細い糸を沢山使用して複雑に作られるため少し高級で女っぷりたっぷりのエレガントなレースです。
ラッセルレース
リバーレースに似たレースですが編みながら模様が作られるため、
リバーレースより安価です。
トーションレース
中世ヨーロッパの貴族が襟や袖に使用していた手芸レースを機会化したもの。
現在でもこのレースを使用した襟、見かけますね。
糸を交差させながらジャカード装置によって模様を作る、細幅のレース機で編まれています。
レースを使用したノースリーブトップスやタイトスカート、ワンピースなんかは華やかでおしゃれです。
レースは少し甘い雰囲気になりがちですが大人っぽい雰囲気を演出するのに差し色として辛口なボルドーや深めのパープルを使用するのもコツです。
カーディガンを1枚、肩にかけるだけでぐっと雰囲気が変わります。
~リラックス感のある休日コーデにきれいめプラス~
のんびりと過ごしたい休日は、やっぱりヘルシーな白いTシャツ。
相性・着回し抜群のデニムパンツ(ハイウエストのものが最近多いですね。)やワイドパンツ、
ストレッチが十分に効いたスキニー、サロペットなどのボトムスに
スニーカーをあわせた思いっきり動けるスタイルがベストですが
カジュアルだけどどこかおしゃれに見えるような雰囲気を作るため、
足元にハンサムローファーやオペラシューズ、パンプスなんかを持ってくるのも良いですね。
Tシャツ向けのカットソー素材
商品画像
最近、流行している白Tシャツ。
Tシャツなんてどれも同じでしょ?
なんて思うかもしれませんが、素材によって全く異なります。
差別化を図るためのカットソー素材選びはアイテムのデザイン、イメージを引き立たせる重要なポイントになります。
透けるのはNGと言う場合は肉厚感のあるヘビーオンスがおすすめです。
CN_CD3300 30Sコーデュラ天竺 吸水速乾 耐摩耗 抗ピリング
Tシャツコーデメンズにぴったりのコーデュラファブリック。
アウトドア用品に使用されることも多いアメリカのインビスタ社が製造するコーデュラ。
高機能素材で摩擦、引き裂き、擦り切れに強く、日常生活でも優れた耐久性と持続性が期待できます。
休日キャンプやDIYなんて方にピッタリの素材です。
YG_YG10188 MULTiEFFECT(R)強撚SZ天竺
着用時やケア時のストレスを軽減する昨日を持つ素材。
生地の表面に特殊加工がされているので着用時の汗ジミが目立ちにくくなります。
(ワキ汗、きになりますよね・・・)
さらに速乾性があり、ひんやりと清涼感のある着心地。夏にピッタリの素材です。
こちらは秋冬にピッタリなウール100%の天竺ニット。
Tシャツだけでなく、カーディガン、ロングカーディガンやセットアップにも良さそうです。
こちらはオリジナルプリントできる天竺P下。1ポイント入れたりして差別化を図ることも多いようです。
白を取り入れたビジネスウェア
コロナの影響でリモートワークが拡大し、通勤することも少なくなりましたが、
リモート会議や商談などトップスに明るめの色を持ってくる方が
顔色が良く写り、印象が良いです。
軽めのジャケットに合うインナー素材。
きっちりしすぎず、ラフすぎない。
そんなトップスを選びたいですね。
ラフすぎないリラックスシャツに合う素材
麻の入ったシャンブレー。
ソフトな触感と品の良さが魅力のシャンブレーできちんと感を残したリラックスウェアに。
強調しすぎない淡い色のヘアーラインストライプ。
白ベースのストライプやチェック柄はさわやかできちんとした印象に。
黒いジャケットに真っ白な素材は、コントラストがはっきりしすぎて苦手と言う方は、
白に近いベージュやシャーベットカラーのトップスにネイビーやグレーのボトムスの組み合わせも良いですね。