【読み物】熱中症を予防する帽子選び

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まだ5月なのに、気温は29℃。
今年の夏も暑くなりそうですね。
昨年、8月、われわれが活動する浜松では最高気温41.1℃をたたき出しました。
夏場は熱中症の危険が高まります。
外出時はもちろん、家でも熱中症になることも。
猛暑の夏がやってくる前に、準備が重要です。
そこで今回は、熱中症対策グッズに向ている素材をご紹介しようと思います。

 

ー目次ー

  1. 1.どんな時に熱中症が起きる?
    2.熱中症の原因は?
    3.熱中症対策の帽子選び
    4.まとめ

 

【1.どんな時に熱中症が起きる?】

 

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熱中症になる人が特に多くなるのが7月~8月の日中。
炎天下での農作業やランニング、釣りをしている際に熱中症になる傾向が高いようです。

<こんな日は注意が必要!>

  • ◇気温が高い
    ◇日差しが強い
    ◇湿度が高い
    ◇風があまり吹いていない

とは言え、屋外での仕事をやめることはできませんよね。
作業中のこまめな水分補給と休憩、熱中症対策グッズを上手に活用するなどの対策が必要です。
ランニングや釣りなどは、涼しい時間帯を利用したり、こまめな水分補給、熱中症対策グッズを上手に活用すると良いです
天気や気温を事前に確認し、屋外での活動を行う前に事前に準備をしおくといいですね。

 

<室内で熱中症になりやすい条件とは?>

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屋外だけでなく、室内でも条件が揃うと熱中症が発生します。
熱中症になりやすい条件は

  • ◇風通しが悪い
    ◇温度が高い
    ◇湿度が高い
    ◇水分補給の不足
    ◇暑さに慣れていないお年寄りや乳幼児

室内は直射日光に当たることがないので少し油断しがちです。
エコのため、省エネのためと、エアコンの使用量を抑えようとしていますが、
暑いときは無理せず、ためらわず使用して良いんです。
窓を開けたり、サーキュレーターなどを併用するといいですね。
また、接触冷感や吸水速乾などの機能性のある衣類を着用したり、保冷剤を使用するのも有効です。
生活環境を整え暑さ対策をして熱中症を防ぎましょう。

 

【2.熱中症の原因は?】

 

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<原因>

そもそも、どうして熱中症が起こるのでしょうか?
身体を動かすと体温が上昇します。
そして、体温が上がると汗をかきますね。
人は汗をかいたり、皮膚の表面から熱を逃がし体温調節を行っています。
風が吹かない暑く湿度の高い場所が熱中症になりやすい理由は、体内の熱を上手く外に逃がす事ができなくなるからです。
体温調節が上手く行かないと、身体の中に熱がこもってしまい熱中症になりやすくなるのです。
汗はいっぱいかいているのに熱は放出されない!
この状態はとても危険です。

 

<熱中症の症状は?>

 

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汗により体内の水分や塩分が減ると電解質のバランスが崩れ、血液の循環が悪くなります。
血液循環が悪くなると、

  • ・低血圧になる
    ・めまい
    ・頭痛
    ・吐き気
    ・倦怠感
    ・だるさ
    ・筋肉痛
    ・筋肉の痙攣

などが起こります。
熱中症の症状を知っておくことも予防につながります。
いつもと違う、おかしいなっと感じたら熱中症のサインかも知れません。

 

<熱中症になったら>

意識がある場合は、日陰の涼しい場所に移動し水分補給をしましょう。
ただし、水分と塩分が不足した体内に急激に水を補給するのも電解質のバランスを崩すことになり、かえって体調が悪くなることもあるため逆効果。
塩分やマグネシウムなども同時に補給できる経口補水液やスポーツドリンクが推奨される理由です。
また、身体全体の体温を下げることも大事です。
冷却シートを額に貼ったりしますが、リンパを冷やすことで体温を効果的に下げる作用があります。
腋や脚の付け根、首などのリンパが集中する場所を冷やすのがおすすめです。
濡らしたタオルを首に巻いたり、保冷剤をはさんだり。
子どもたちが小さかった頃に病院で教わったのが、いらなくなったストッキングを利用する方法。
片足分のストッキングを用意します。
端から1/4位の一に結び目を作って、保冷剤を入れます。
反対端も同じ様に結び目を作って、保冷剤を入れます。
あとは、保冷剤が子供の腋に来るようにして背負だけ。
とても簡単です。
動き回る子供の腋にずっと保冷剤をおさえておくわけにもいかないのでとても良い方法です。
※意識がない場合はすぐに医療機関へ。

 

【3.熱中症対策の帽子選び】

 

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熱中症対策に必要なアイテムと言えば、帽子。
直射日光をうけやすい頭部を保護してくれるので日射病予防にも繋がります。
では、熱中症対策にはどんな帽子が良いのでしょうか?

 

<帽子選びのポイント1>

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やっぱり大切なのは通気性。
通気性が悪く蒸れるような帽子は熱がこもってしまい熱中症対策が台無し。
麦わら帽子やメッシュ素材などは通気性が良く快適です。

 

<帽子選びのポイント2>

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色は何色を選べば良いのでしょう?
やはり黒やの濃紺は光を吸収しやすい色なので避けたほうが良いでしょう。
白やパステル系、シルバーなど光を反射しやすい色がおすすめです。
ただし、白は紫外線を通しやすい色なので、UVカット機能の付いた素材がおすすめです。

 

<帽子選びのポイント3>

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帽子の形状は、つばが広いものがおすすめです。
キャップのような前だけにつばが付いたものよりもハットのよう360℃全体につばがあるものがより効果的です。
また、幼稚園や保育園で子供たちがかぶっているようなキャップの後ろにフラップが付いたものも良いですね。
フラップは取り外しが可能なのでとても便利です。

日除けでサンバイザーをかぶる方も多いのですが、頭部の直射日光を避けることができないので避けたいですね。

 

<帽子におすすめの素材>

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↑COOL1-1 クールワン 接触冷感 メッシュ
こちらは、接触冷感機能のある素材。
1枚仕立てでも、しっかりとした立体感できれいな形に仕上がります。
立体により、密閉感がなくベタッと肌に張り付かず着け心地が抜群です。

メッシュ素材はこちらから>

 

<その他、熱中症対策グッズ・アイテム>

帽子と同じく日傘も熱中症予防に効果的です。
日傘も帽子同様にUVカット、光の吸収が少ない、通気性の良いものを選びましょう。

コロナ禍でマスクは手放せませんが、マスクによる熱中症にも注意が必要です。
UVカット機能、接触冷感機能、吸水速乾機能のあるものがおすすめです。

 

【4.まとめ】

 

いかがでしたか?
梅雨があけ天気が良くなるとレジャーなど外出することも多くなりますが、
熱中症の症状や原因を知って、これから熱くなる季節の備えましょう。
濡らすだけでひんやりするタオルなど通販や楽天市場などでも様々な熱中症対策グッズや商品が販売されています。
便利なものを上手に活用して楽しく過ごしたいですね。
もちろんコロナ対策もしっかりと。
帽子や日傘だけでなく、大きめサイズのデザインも熱中症対策に効果的です。
ぴったりとした身体にフィットするようなデザインよりも通気性も良く熱がこもりません。

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また、レディース用にはレースやシフォンなどのふんわりと軽い素材もおすすめです。
夏素材でおしゃれに熱中症対策したいですね。

下部の「MORE」をクリックするとレース素材がご覧頂けます。

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