
『タフタ』と言う生地はご存じでしょうか?
あまり聞きなれない名前ですが、実は、身近に存在する生地です。
それでは早速、タフタについて説明致しましょう。
【タフタ生地とは?】
『タフタ』はペルシャ語の『紡ぐ』と言う言葉が由来になっていそうです。
日本語では薄琥珀(うすこはく)とも呼ばれるようです。
タフタ生地がどんな生地か、一番、想像しやすいのはウェディングドレスではないでしょうか。
シルクを使った平織りの高級なタフタ生地。
表面の光沢感とツルッとした手触りが特徴でレースとの相性もとても良い素材です。
目がしっかりと詰まっているので、適度な張りがありラインが作りやすいメリットがあります。
<素材>
シルクのような高価な素材だけでなく、
現在では合成繊維のナイロンや天然繊維の綿(コットン)を使用したタフタ生地など種類も様々。
安価で使用しやすい素材も販売されていて、季節を選ばず気軽に使用できます。
が、天然繊維を使用して織られた生地はシワになりやすいというデメリットも。
反対に合成繊維のものは、比較的、しわになりにくいのですが、吸湿性、吸水性には劣ります。
使用素材のよって洗濯やアイロンなどの取り扱いが異なるので注意が必要です。
<用途>
ウェディングドレス以外では、
ジャケットやコートの裏地、スカート、ウィンドブレーカー、バッグどの小物として使用されています。
無地だけでなく水玉やチェック、キャラクターなどなど、柄ものも多く販売されています。
また、薄い綿を挟んでキルティングしたタフタ生地のキルトジャケットなんかも人気があります。
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