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【読み物】タフタ 生地

taftah

KGM1200 割繊ネーベルタフタ

 

『タフタ』と言う生地はご存じでしょうか?
あまり聞きなれない名前ですが、実は、身近に存在する生地です。
それでは早速、タフタについて説明致しましょう。

 

【タフタ生地とは?】

 

『タフタ』はペルシャ語の『紡ぐ』と言う言葉が由来になっていそうです。
日本語では薄琥珀(うすこはく)とも呼ばれるようです。
タフタ生地がどんな生地か、一番、想像しやすいのはウェディングドレスではないでしょうか。
シルクを使った平織りの高級なタフタ生地。
表面の光沢感とツルッとした手触りが特徴でレースとの相性もとても良い素材です。
目がしっかりと詰まっているので、適度な張りがありラインが作りやすいメリットがあります。

 

<素材>

 

シルクのような高価な素材だけでなく、
現在では合成繊維のナイロンや天然繊維の綿(コットン)を使用したタフタ生地など種類も様々。
安価で使用しやすい素材も販売されていて、季節を選ばず気軽に使用できます。
が、天然繊維を使用して織られた生地はシワになりやすいというデメリットも。
反対に合成繊維のものは、比較的、しわになりにくいのですが、吸湿性、吸水性には劣ります。
使用素材のよって洗濯やアイロンなどの取り扱いが異なるので注意が必要です。

 

<用途>

 

ウェディングドレス以外では、
ジャケットやコートの裏地、スカート、ウィンドブレーカー、バッグどの小物として使用されています。
無地だけでなく水玉やチェック、キャラクターなどなど、柄ものも多く販売されています。
また、薄い綿を挟んでキルティングしたタフタ生地のキルトジャケットなんかも人気があります。

 

【おすすめタフタ生地】

 


【商品名】KGM1320 N/C MINI RIPSTOP TAFFETA
【混率】綿 68% ナイロン 32%
【特徴】NYLON30d×COTTON80/1交織ミニリップストップタフタ。
綿混率が高めですが、合繊のタフタのような質感です。
表面は撥水加工、裏面にはアクリルコーティングを施しています。
一重のアウターや、中綿やポケッタブルなアイテムに最適な薄手素材です。

 


【商品名】 BRING-1 50Dタフタ
【混率】ポリエステル 100%
【特徴】軽くパリッとしたハリ感があり、エコバッグにピッタリの素材です。
また、撥水試験(レインテスト)にも合格していますのでレインコートやアウトドアにも最適です。

 


【商品名】SIC-232-9 オーガニックコットンタフタリボン
【混率】綿 100%
【特徴】オーガニックコットン100%のタフタ(平織)リボンです。
シンプルなデザインが汎用性を高めます。
#00は無染色です。
他のカラーはNPO法人日本オーガニックコットン協会の厳しい生産基準に 則って染色されています。

 


【商品名】AK7500 キュプラ(ベンベルグ(R))先染め袖裏
【混率】キュプラ 100%
【特徴】元々シルクの産地であった富士山の麓、山梨県の富士吉田地区で職人の手によって丁寧に創られた最高級裏地。
原糸(経糸と緯糸)をそれぞれ染色してから織る「先染め」といわれる手法をとることにより、深みのある独特な色合い、柄の表現を実現しました。
糸を染める前に「撚糸」をしている為、ハリ・コシがありしわになりにくい特長があります。

 

 

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