当サイト名にも使用されている
「テキスタイル」と言う言葉。
テキスタイルは英語で「textile」と書きます。
テキスタイルは日本語で「織物の、織られた、織ることのできる」とか「繊維の」と言った意味を持つ形容詞。
ファブリック(fabric)と言う言葉もありますがこちらは、
「布、織物、織り方、生地、(教会などの)建築物の外部、構造、組織」を意味します。
いわゆる「布」を意味する名詞です。
テキスタイルという言葉はアパレル業界やインテリア業界で使われる専門用語。
生地の話をする時は、業界人らしく「テキスタイル」って言っちゃいましょう。
テキスタイルの意味を知る ファッションデザイナーを目指すために
ファッションデザインを学ぶために、服飾専門学校や大学に通うとデザインだけでなくファッション全般、全てを学びます。
デザイン画を描くためにデザイン画の授業に加え、クロッキーやデッサンなどの絵画、色彩を学びます。
人体の知識を学ぶ、人体解剖学。
ファッションの歴史を学ぶ、西洋服装史。
生産管理を学ぶ授業やパターン、縫製技術を学ぶ授業などなど。
フェルトの帽子を作ったり、編物やレースの作り方、も学びます。
海外では実践授業としてコレクションブランドのファッションショーの裏方に入り、ファッションショー自体を学ぶこともあります。
そしてテキスタイルの授業。
テキスタイルの基礎として最初に学ぶ事と言えば、
素材の種類、柄名、平織り、綾織りではないでしょうか?
その後は、引張強度やピリング試験、、、
などなど機械を使った色々な試験を授業でやったような。。。
それから、染色の授業。
テキスタイルデザイン科の学生やコースに関係なく、アパレルデザイナーを目指す学生も基礎として学びます。
なぜ、テキスタイルを学ぶのか
なぜなら洋服づくりには、デザインやパターン(型紙)の知識だけでなくテキスタイルの知識がとても重要だからです。
テキスタイルを知ることでデザインの幅が格段に上がります。
素材のよる特徴の違いや使い方を知っているとデザインを表現するのに役立ちます。
例えば、ドレープがしっかりとしたデザインをした場合。
(ドレープの形状にもよりますが)ドレープを表現するためには、まず柔らかい素材を選ばなくてはいけません。
でも、ただ柔らかいだけではNG。
サラッとした滑らかな質感、光沢がデザインに必要なのか、などなど
アイテムにマッチする素材選びは作品制作や製品作成の大きな要となります。
せっかく良いデザインでも生地の選定を間違えると台無しですからね。
ファッション・アパレル業界の仕事と職業
【ファッション】は流行やトレンドをあらわすものです。
【アパレル】は既製服をあらわします。
ではアパレル関連の職業にはどんものはあるでしょう。
仕事内容と合わせて見てみましょう。
●ファッションデザイナー
洋服のデザインをします。(洋服以外にも鞄や靴、帽子のデザイナーもいます。)
デザイナーズブランドのデザイナーとメーカーのデザイナーとは少し内容が変わりますが、
基本的にファッションデザイナーの仕事には、独自のデザイン能力だけでなく、パターン、生地・素材、縫製などの様々な専門知識・スキルが必要です。
また、市場や社会の動向などトレンドを把握しておく必要があるためアンテナを張っていなくてはいけません。
●パタンナー
パターン(型紙)を作成する専門職です。
立体裁断(人体・ボディに布を当てて実際のフォルム、着用イメージを見ながら立体的に型紙を作る方法)や
アパレルCAD(コンピューターを使用して型紙を起こします)も使用します。
アパレルCADは、グレーディング作業(一つの型紙からサイズ展開を行います)も可能。
手作業でのグレーディングは緻密な計算が必要になるためCADの導入は作業の効率化に繋がります。
CADの操作にも、専門知識が必要になります。
●テキスタイルデザイナー
生地、布地や織物のデザインを考えたり、デザイナーのイメージに合わせ柄の構成や配色を考えます。
(ニットデザイナーや刺繍デザイナーもいます。)
ファッションデザイナーが考えた設計図通り、柄の構成や加工方法に合わせた柄の微調整、使用素材の選定などを行います。
テキスタイルデザインのみを専門で行う有名なデザイナーもいます。
ブランドやアパレルメーカーだけでなく、カーテンや家具、インテリア雑貨など繊維製品の柄を考えたりとインテリアメーカーでも活躍しています。
●マーチャンダイザー
アパレル企業の花形と言われています。
通称MD。
ファッションデザイナーと同様に社会や市場動向を常に把握しておかなければいけません。
市場動向を見ながら、ファッションデザイナーや企業と共にシーズントレンドに合った売れ筋を作り出します。
また、いつのタイミングでどのくらいの数量を投入するかなども決定します。
マーチャンダイザーはファッションだけでなく、様々な世界で現場を預かる指揮官のような存在です。
店頭での商品販売までに行うファッションショーやイベント、展示会の企画にも携わるなど業務内容は多岐に渡ります。
●生産管理
アパレルメーカーは、メーカーとは言え、一般的に日本だけでなく海外でも生産設備を持っていません。
外部工場に生産を委託するため、生産管理担当者は製造方法に合わせて工場を選んだり、
パタンナーが作成した縫製仕様書を出したり、納期の管理などを行います。
工場との打ち合わせ等にはもちろん商品デザインについて把握しておく必要があります。
デザイナーと連携して材料や原料の手配等も必要になります。
●プレス
ブランドの商品の広報・宣伝を担当します。
マスコミや雑誌への商品情報の配信、商品サンプルの貸し出しや、
マーチャンダイザーのようにファッションショーやイベントなどの企画・実施など幅広く活躍します。
現在ではイメージ合ったタレントに衣装として貸し出す他、自身がブランドの顔としてマスコミに登場することも増える時代になりました。
関連のコンテンツ
欲しい生地が探せる・買える -テキスタイルネットをご利用ください!
Textile-net(テキスタイルネット)は、複数の有力テキスタイルコンバーター・繊維商社のテキスタイル(生地)を、インターネットで発注できるサイトです。
生地・副資材をお探しの業者様(デザイナー・パタンナー・生産担当・OEM商社・店舗)、ハンドメイド作家様やソーイングショップを開業している経営者の方も、小ロットから注文ができ、卸販売・仕入れにお役立ていただけます。
種類、色数、バリエーション豊富ですので、あなたのお探しの生地・副資材がきっと見つかります!
テキスタイルネットを運営しているのは?
1841年(天保12年)、初代豊島半七が繊維問屋を起こした豊島株式会社。創業180年以来、原料から製品までを扱う総合力を武器に、独立系繊維専門商社です。
繊維原料や原糸、生地を取り扱う「素材部門」から、最終製品を取り扱う「製品部門」までを知る総合力があり、テキスタイルネットは豊島株式会社浜松支店で運営しています。
テキスタイルネットはメリットいっぱい!
1:生地から副資材まで揃う!
それぞれ個性をもった企業が多数出展しているから、プリントやデニム、裏地からリボン・テープ・レースまで幅広く仕入れられます。
2:まとめて検索!便利な検索機能
カットオーダー・反オーダー(長尺も含む)、必要な分を指定して今すぐお取引の開始ができます。6000品番以上の商品を検索・閲覧可能です。
3:サンプル帳も発注可能!
欲しい素材が見つからない!そんなときはテキスタイルネットコンシェルジュにご相談ください。専門スタッフが、お探しします!
4:選べる決済で楽々仕入れ!売掛決済もOK
クレジットカード決済、売掛決済サービス等、バイヤー様に合わせた多彩な決済方法をご用意!
5:仕入れの作業時間も短縮!
テキスタイルネット出展企業の生地を一括検索・詳細な詳細絞り込み検索で、少しでも仕入れの作業時間を効率化。
パソコン・タブレット・スマートフォンより24時間ご利用いただけます。
テキスタイルネットはサービスも充実
テキスタイルネットには生地販売のほか、製品を作れるオリジナル縫製サービス、プリント生地が作れるデジタルプリントサービスがございます。
【オリジナル縫製サービス】
生地購入から製品縫製までまるっとテキスタイルネットにおまかせください!
パターンが無くても写真やイメージ画像からお作りすることも可能です。
分からないこともコンシェルジュが丁寧にサポートするので安心です。
ほかにも、決まった型にプリントや刺繍ができるサービス、布雑貨を作れるサービスなどもございます。
オリジナル縫製サービス
【デジタルプリントサービス】
デジタルプリントサービスは、オリジナルの柄を生地にプリントできるサービスです。
天然繊維、ポリエステルなど30種類以上の豊富な生地の中からお選び頂けます。
数m単位の小ロットから1反以上のオーダーまで対応可能です。
デジタルプリントサービス
ご利用には会員登録が便利です
テキスタイルネット会員登録
ご利用ガイドに記載のない、ご不明な点などがございましたら、「よくあるご質問」も合わせてご覧ください。