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【読み物】シーチングと服

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色柄豊富。
針が通りやすく縫いやすい、手芸の定番シーチング生地をご紹介します。
春夏にピッタリの素材です。

 

【シーチングとは】

 

シーチングは、織り方の一種ですが、布地自体を指す場合もあります。
平織りの生地で手芸店や通販で販売されているものはコットン100%の素材が多いですが、
リネン(麻)で織られたものもあり、ナチュラルなテイストが人気です。
また、ポリエステルを含むものもあり、ポリエステルが使用されている生地はシワになりづらく、乾きやすいので
洗濯回数の多いユニフォーム関連で重宝されています。

 

【シーチングの特徴は?】

 

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シーチングはブロードやローンと同じ平織りの生地でよく比較されます。
ブロードやローン同様に風合いは柔らかですがブロードよりも太い糸で粗く織られていて少し厚みがあり、
ざっくりとした印象で通気性に優れています。

密度の粗いシーチングは針が通りやすいのでミシン縫いでも手縫いでも縫いやすく
ハンドメイド初心者の方にもおすすめの素材。
シーチングで簡単な小物作りからスタートしてみるのも良いですね。
また、比較的、安価に購入できるので気軽に使用できて便利です。

 

【どんなシーチング生地があるの?シーチングの種類】

 

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シーチングは平織りもので表面が平なのでプリントがのりやすい素材です。
なのでプリント柄が豊富。
小花柄や小さなモチーフ柄で有名なリバティでもシーチングが使用されています。
また、色数も豊富なカラーシーチングはバッグなど裏地として使用されることも多く、
表地に合わせてお気に入りの色を選ぶことができます。
一般的な生地サイズは110cm巾前後です。
カーテンやシーツとしては少し巾が足りないですが、
柄もカラーも豊富なので切り替えでデザインしてみるのも良いですよ。

 

【使用用途とアイテム】

 

<用途>

 

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シーチングは、扱いやすい素材なので小物やドールクラフトなど手芸で使用されることが多い素材です。
その他、仮縫いでも使用されます。
仮縫いとは、本縫い前に仕立てる洋服の形を見るための作業。
仕上がり線をしつけ糸で縫って、サイズやシルエットを確認したり、襟の形やポケット位置、デザインなどを調整します。
特に高級な素材を使用して洋服を仕立てる場合は、最初に仮縫いをしておくと良いですね。

 

<おすすめアイテム>

 

シーチングは英語でsheetingと書きます。

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敷布やベッドシーツの意味もあるくらいなのでもちろんベッドシーツにはピッタリの素材。

通気性が良いので春夏のパンツやシャツ、ワンピースも向いています。
縫いやすいので手作りの子供服に使用する方も多いようです。

また、【どんなシーチング生地があるか種類】でもお話したように、バッグの裏地として使用することも多いです。
ただし、バッグ本体として使用するには薄手で強度がないため決して丈夫とは言えません。
トートバッグなどのしっかりとしたバッグを作るのにシーチング1枚では少し頼りないので接着芯を貼ると良いですね。
バッグ本体への使用はナップサックやエコバッグなどの簡易的なものなら良さそうです。
しっかりしたバッグには帆布やデニム等の丈夫な素材の使用をおすすめします。

 

デニム記事はこちらから>

帆布記事はこちらから>

 

【シーチングの取り扱い・ポイント】

 

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使用されている素材にもよりますがシーチングはシワになりやすい素材なので注意しましょう。
洗濯後はシワを伸ばしてすぐに干す必要があります。

<綿100%の洗濯表示>

 

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左から

●液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる。

●塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止。

●タンブル乾燥禁止

●日陰の吊り干しがよい

●底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げ可能

●ドライクリーニング禁止

(お願い)洗濯表示は最終製品、デザインなどによって異なります。
綿100%のシーチングのみを使用した場合の表示としてご参考にしてください。
また、必ず製品についている実際の洗濯表示を確認してくださいね。

 

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