2023年の夏はお祭りやフェス、スポーツ観戦など大規模なイベントが開催される予定です。
久々のイベント参加を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
今年の夏も猛暑と予想されており、しっかりと暑さ対策をしていかないと途中で体調を崩してしまい思いっきり楽しめないかもしれません。特に熱中症には注意が必要です。
そこで、真夏の屋外イベントを最大限に楽しめるよう暑さ対策に適した生地と便利なグッズを紹介していきます。
販売価格:¥931~
お部屋に洗濯物を干しても乾くまでの時間をグッと短縮!イヤなニオイも気にならない!夜でも雨でもお部屋でスッキリと干すことができる素材です。外に干せない梅雨や花粉の季節に最適です。
身体の動きに合わせて程よく伸縮するため快適な着用感。ファッション性と快適性の両立可能な素材です。
塩素漂白にも優れた耐久性があり、衛生面でも◎。
販売価格:¥1,600
「ひつじ雲」のような形をしたユニークな扁平八葉断面の形状により、優れた吸水速乾性、接触冷感を実現した東レのナイロン・マイクロファイバー“ボディクール(R)”(“BODYCOOL(R)”)を使用した高機能ツイルトリコット素材。
シルクのような上質な肌触りとともに気化熱効果による冷感性継続で、暑さの厳しい季節も快適にお過ごしいただけます。23SS大本命の自信作です。
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1.熱中症を引き起こす3つのポイント
人の身体には、体温が上がると汗や皮膚温度が上がり体温を外へ逃がすことによって体温調節をする仕組みになっています。
体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まっていき、
めまいやふらつき、筋肉のけいれんや意識がもうろうとするなどの症状が出始め、最悪の場合死に至ります。
このような状態が熱中症です。
環境省の熱中症予防情報サイトには、熱中症を引き起こす原因となる3つの条件が掲載されています。
①環境
・気温が高い
・湿度が高い
・風が弱い
・日差しが強い
・閉め切った風通しの無い屋内やエアコンの無い部屋 など
②からだ
・高齢者や赤ちゃん、小さな子供
・下痢やインフルエンザでの脱水状態
・二日酔いや寝不足といった体調不良 など
③行動
・激しい筋肉運動や、慣れない運動
・長時間の屋外作業
・水分補給できない状況
以上の要因に当てはまると熱中症を引き起こすリスクが高くなります。
湿度や気温が上がってくる季節は特に注意しなければなりません。
少しでも体調がおかしいと感じたら水分補給や休憩をすることが大切です。
2.屋外でも暑さを軽減できるグッズ
暑さ対策をするグッズには、直接体を冷やすひんやりグッズ、直射日光や紫外線から身を守るグッズ、脱水症状などを体の内側から予防するグッズなどさまざまな製品があります。
こうしたグッズを利用して炎天下でも少しの工夫で快適に過ごすことが可能になりました。
フェスなど人が多く集まるイベントでは、屋根の下などの日陰に入ることも難しく、日傘などの大きなグッズはなかなか使いづらいもの。
コンパクトで持ち運びに便利、場所を気にせずに使えるグッズをご紹介します。
①火照った体を冷やすひんやりグッズ
●携帯扇風機(ポータブルファン)
ポータブル扇風機は小型で持ち運びやすく、おしゃれでかわいいデザインが多いのが特徴です。
卓上タイプやクリップタイプは固定して使うことができ、ハンディタイプや首掛けタイプはコンパクトなサイズで持ち運びが簡単。
他にもミストが出るものや本体がモバイルバッテリーと一体型になっているもの、暗くなっても安心なライト付きのものなど機能面が充実しているものも多いため、自分のニーズにあった商品を購入することができます。
●ネッククーラー
ネッククーラーは首に装着して使うハンズフリーのアイテムです。
太い動脈がある首元を冷やすことで効率的に体をクールダウンできます。
充電式の電動タイプは長時間の使用に、保冷タイプやタオルを水で濡らす気化熱タイプはすぐに冷やしたいときにおすすめです。
●冷感タオル
冷感タオルはひんやり冷たい肌触りが特徴のタオルで、水で濡らして使うタイプのものと、濡らさなくても使えるタイプのものがあります。
水で濡らして使うタイプは、濡らして振るだけで冷たくなるものがあるので冷たさを求める場合におすすめです。
濡らしたまま持ち運べるようにボトル付きのものもあります。
接触冷感タイプのものは濡らさなくでも使うことができます。
普通のハンカチやタオルと兼用で使いたい、ヒヤッとしすぎるのが苦手な方におすすめです。
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●保冷剤
保冷剤には凍らせて使うものと瞬間冷却パックのものがあります。
袋を叩くだけで冷える瞬間冷却パックは自分が使いたい時や
急な手当が必要になった時などすぐに使えるのでとても便利です。
ケーキなどを買ったときに無料で付いてくる保冷剤も
タオルに包んで身体を冷やすのに使ったり、アイスや飲み物を冷やしておくのに活躍します。
●冷却スプレー
冷却スプレーはさっと吹きかけるだけで体を冷やすことができるアイテムです。
冷却効果の高いスプレータイプと広範囲に吹き付けられるミストタイプのものがあります。
冷却効果にプラスして清涼感を与えるメントール配合のものや消臭効果、
ミントの香り付きのものなど使用感までこだわりたい方にもおすすめです。
また、衣類に使うタイプのスプレー(ミスト)は、布にひんやり感を持たすことができます。
お出かけ前に服にスプレーしていくと、ヒヤッとした感じが長続きし体感温度を下げる効果があります。
●空調服
空調服とは工事現場などで使われている、内側に風を送るファンが付いた服のことです。
男性向けのベストなどが多い印象ですが、女性にも使いやすいパーカーやブルゾンタイプのものもあります。
UVカット効果があるものは日焼け対策にも活用できます。
②強い日差しから身を守るグッズ
●日焼け止め
1日中屋外で過ごす時には日焼け止めを塗るのが必須になります。
できるだけSPF値が高い(最大で50+)ものがおすすめですが、
肌トラブルなどが起きやすい場合には自分の肌に合うものを使用しましょう。
どのような日焼け止めを使ったとしてもこまめに塗り直すとより効果的です。
スプレータイプのものを携帯しておくとさっと塗り直しができて便利です。
⇓UVカットの素材はこちら⇓
販売価格:¥1,815~
伸縮性と高いキックバック性を持つ、蝶理のSPXを使用したトリコット素材。ループ組織によるナチュラルストレッチと通気性で快適な着心地の高機能素材です。加工で吸水速乾性を持たせスポーツシーンにも活躍できるドライタッチな風合いで仕上げています。UVカット・防透・接触冷感機能あり。
●帽子
UVカット加工がされたものや、折りたたんでコンパクトに持ち運べるタイプやサンバイザーまであります。
⇓帽子についての詳細はこちらのコンテンツで解説しています。⇓
【読み物】熱中症を予防する帽子選び
●フェイスマスク
フェイスマスクには普段着けるマスクと変わらないデザインのものや、
顔の下半分から首をしっかり覆うフェイスカバーなどがあります。
長時間外で過ごす時はフェイスカバーがおすすめ。
UVカット加工されている生地はしっかり日焼け対策もでき、呼吸がしやすいものも多いのが特徴です。
●サングラス
意外と見落としがちなのが目の紫外線対策です。
長時間外で活動するときは紫外線ダメージによる目のトラブルを抑制するためにも、
紫外線カット率の高いサングラスをかけるのもおすすめです。
●ストール
おしゃれに紫外線対策をするのにおすすめなのがストールです。
首に巻いたり、肩にかけて腕もカバーしたり、日焼け対策以外にも冷房の効いた室内に入るときの羽織りにもなる優れもの。
吸水性に優れ洗濯機でも気軽に洗えるコットンやリネン素材がおすすめです。
●パーカー、ラッシュガードなどの上着
スポーツ用やアウトドア向け素材のパーカーやラッシュガードは紫外線対策だけでなく
軽量で吸水速乾に優れているものなど高機能なものが多くどんな場面でもおすすめできるアイテムです。
⇓吸水速乾についてはこちらのコンテンツで詳しく解説しています。⇓
【読み物】吸水・速乾の生地
③熱中症対策におすすめの飲み物、食べ物
屋外での活動中はこまめな水分補給が何よりも大事なのはもちろんのこと、塩分の補給も不可欠とされます。
なぜなら汗をかくと、水分だけでなくミネラルも同時に失われるからです。
効率的に水分・塩分補給ができるものをご紹介します。
●経口補水液
経口補水液(けいこうほすいえき)とは
水に電解質(ナトリウム、カリウム)と糖質をバランスよく配合した飲み物のことで、
普通の水に比べて体内への吸収速度が早いのが特徴です。
軽度~中等度の脱水状態の改善に有効な飲み物で、
発汗による熱中症が疑われる時(脱水症状や筋肉の痙攣が見られる時など)に活用するのがおすすめです。
塩分が含まれているため日常的に飲むには注意が必要です。
長時間外にいる場合には、もしもの為に1本持っておくと安心ですよ。
●スポーツドリンク
スポーツドリンクは運動時に汗をかく事によって失われる水分やミネラルを補給することができる清涼飲料水です。
疲労回復に効果のあるクエン酸も含まれています。
大量に汗をかいた後などに飲むのが効果的です。
日常的にも飲みやすい反面、糖分を多く含んでいるため飲み過ぎには注意が必要です。
●水・お茶
水やお茶、特に麦茶・ルイボスティーなどのノンカフェインのお茶も水分補給として効果的です。
経口補水液やスポーツドリンクの味が苦手な方や、塩分・糖分の取り過ぎが気になる方におすすめです。
●塩飴、タブレット
塩飴やタブレットは手軽に塩分・ミネラル補給ができるため熱中症対策に効果的です。
特に水やお茶メインで水分補給している方は
この塩飴も一緒に食べると水分と塩分(+糖分)も補給できるためおすすめです。
お菓子感覚で気軽に食べられる反面、食べ過ぎると塩分過多になりやすいため注意してください。
暑さ対策にはしっかりとした準備が必要です。
熱中症対策には様々な方法があるので、しっかり対策をして体調を万全にして屋外イベントを思いっきり楽しみましょう。
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