毎日の手仕事から見える生地のおはなし。
私の目線で見えた、きまぐれ日記。
– 2019年10月3日 木曜日 –
第4回のNU-NO STYLING NOTEは、
コスモテキスタイル㈱様よりBD7252フレンチワーカーサージ
フェリック㈱様よりオーガニックコットンTシャツ
を使用したスタイリングを御提案予定です。
NU-NO日記 『フレンチワーカーサージってなに?』 はこちらから。
NU-NO日記 『フレンチワーカーサージを見てみよう』 はこちらから。
フェリック㈱のオーガニックコットンTシャツは、プリントをして皆様にお見せ致します。
スタイリングが出来上がるまでお待ち下さいね。
ということで、
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第4回NU-NO STYLING NOTEの準備中に。
第5回のスタイリングを練りましょう!!
次回は、桑村繊維㈱様より、ご提供頂きます。
ありがとうございます。
で、早速、御提案頂いた生地を皆様にご紹介致します。
ジャジャーン☆彡
チェックとストライプの取り扱いの多い桑村繊維様ならではの御提案です!!
可愛いです。
チェックは、大きさやチェックのパターン違いだけではなく、素材の違いが嬉しい。
まずは、チェックから、順番に見ていきましょう!!
ひとつ目は。。。
3519 スラブ起毛チェック
規格は、106/108cm幅。
混率はCotton100%。
ヤッター!!
柔らかさあり。
通常のネル素材よりもざっくりと織られている感じ。
でも、糸が太いのかな?
三つ折りにした時の厚みがしっかりしてる。
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よし!!
今回は、アイペディアに聞いてみます。
※アイペディアとは・・・繊維と生地の専門家。歩く百科事典。物知りで、語り出したら止まりません。繊維業界には欠かせない存在です。
↑ こちらがアイペディアさん。
すごい方なんです。
《 検索結果 》
*ビンテージ仕立てに上がった。
*起毛+スラブの表面変化で膨らみあり、柔らかい仕上がり。
スラブ糸っていうのは、良くデニムに使われることが多いけど。
より立体感かつスラブ糸の太い部分はあまり撚られていないのでその風合いが柔らかく、手紡ぎ風な仕上がりになっている。
また、スラブ糸は各紡績さんによって、表情が違うので、使われ方によって表情も変わるんですよ。
この糸の見せ方はなかなか再現出来ない。
デニムと相性が良さそう、AWのカジュアルシャツ、またはレディスのスカートにもよさそう。
もうちょっと厚ければ、ひざ掛けとかにもいいかも。
それでは、アイペディアさんのコメントをふまえて、生地を良く見てみましょう。
まずは生地の断面。
柔らかい、膨らみがありますね。
コットン100%ですが、まるで毛糸みたい。
アイペディアさんの言っていた通り。
スラブ糸の太い部分はあまり撚っていないから、立体感と柔らかい風合いになっているんだ。
この糸で織られた生地表面。
畝の太さはこのくらいです。
次は色とチェックパターンを確認してみます!!
↑ カラー 1
↑ カラー 2
↑ カラー 3
↑ カラー 4
↑ カラー 5
↑ カラー 6
いかがでしたか?
どの色がいいかな?何を作ろうかな?
想像が膨らみますね。
続きはまた明日。
実際の生地は、サンプル帳でご確認下さい。
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