毎日の手仕事から見える生地のおはなし。
私の目線で見えた、きまぐれ日記。
– 2019年9月4日 水曜日 –
フレンチワーカーサージを見てみよう👀
昨日は、サージと言う生地がどんな生地なのかを綴りました。
今日は、BD7252フレンチワーカーサージをじっくり見ていきましょう。
生地って言うやつは、雰囲気を伝えるのが難しい。
パターン帳や一枚の生地だけでは、本性が見えないんですよね。
日記を見くださっている皆様が、
実際に手にとって見ている様に、レポートがんばります。
それでは、参りましょう。
どんな表情してる?
これが生地表面。
1cm間に凡そ6本の綾目が入っています。
ミリタリー感のあるしっかりとした表面ですが、上品な雰囲気も漂います。
もうちょっと近くで見てみたいですね。
ジャジャーン。
必殺アイテム、メガネー!!
専門家が良く使用するアイテム。
これを使って、打ち込みを見るんだそうです。
なかなか、年季が入っていますねえ。
本日の専門家 : 「 打ち込みとは、1インチ間に縦と横にどれだけ糸が打ち込まれているか、です。 」
糸の太さと打ち込み本数で生地の組織を見るんですね。
で、フレンチワーカーサージは、どうかな?
太めの糸でしっかり織られていますね。
本日の専門家:
「 生地が、それほど、固く感じないのは綾織だからですね。
太い糸で、平織りで打ち込み本数が多いと耐久性は有りますが、固くなります。帆布みたいな感じです。 」
生地の厚みはどうでしょう?
仮縫い用のトワル(シーチング)と比べてみました。
もう一丁!
糸を感じる程よい厚み。
断面を見ると、生地の柔らかさというか、ハリ。。。。。?
柔軟性?
伝わりますかね?
使用感はどうよ?
ふわっとたたむと。。。
うん。ぽってりとしてる。
三つ折りすると。。。
ある程度の厚みは出るけど、硬くはならない。
三つ折りの部分にハリ感はでない。
やっぱり、アパレル向け?
雑貨系も有りだけど、トートバッグみたいな硬さが必要な雑貨だとクタッとしてしまうかも。
お次は。
吊るし技と揺らし技!!
吊るしーの。
揺らしーの。
※注)こちらの生地は揺れる様な柔らかい生地ではありません。揺らしてもあまり揺れません。
いかがでしたか?
カバーオールとかジャケットとかパンツに向いていることが分かりますね。
色も渋くてかわいい色が揃っているので、メンズでもレディスでも、使い勝手が良さそうですね。
もっと気になる方は、パターン帳でご確認下さい。
↓下記をクリック↓
↓ お客様の声をお聞かせ下さい。ご意見・ご感想は下記をクリック ↓