毎日の手仕事から見える生地のおはなし。
私の目線で見えた、きまぐれ日記。
– 2019年9月3日 火曜日 –
フレンチワーカーサージって?
次回、スタイリングに使用予定のBD7252 フレンチワーカーサージ
「フランスのワークパンツを分析して作り上げた」って言うのは、昨日の日記にも綴ったけど。では、サージってなんでしょう?
幸いにも私の近くには繊維専門家集団がいるので、専門家たちに聞いてみましょう!
わたし:
「サージってなんですか?」
専門家A:
「サージはねぇ。綾織りの軍パン。ミリタリー系の生地だよ。オックスの綾織りバージョン。
やっぱり、サージは表面がきれいやから、高級紳士服のイメージかな。
モールスキンよりも、もうちょっとカジュアルだけど、ツイルほどカジュアルではない。
こういうのや、こういうのや、サージって。」
専門家A:
「やっぱり、どっちか言うと、カーゴパンツとかさー。。。良いカーゴパンツ買うと、サージになってるやん。
あと、ちょっと上品なデニムもサージになってると思う。表面がやっぱり綺麗やん。なあ。」
専門家B:
「もちろん。もちろん。」
専門家A:
「コットン100だもんね。これは。ナチュラル感があってええな。」
専門家B:
「そんな、タイトに履くパンツでもないんで。ダボッと。ダボッとね。」
専門家AとB:
「軍パンやから、ダボッといきたいね。」
わたし:
「だから、コットン100の方が良いんですね。」
専門家A:
「これで、こんなカーキのパンツとかめっちゃカッコええやん。」
わたし:
「そうですね。」
なるほど。サージとは、そういう生地なんですね。
専門家のお二人、ありがとうございました。
-まとめ-
○ミリタリー系素材。
○表面がきれい。
○きれいめのカジュアル。
この生地で専門家たちが言っていた通り、パンツを作ろう。
メンズライクなレディスを。
つづく。
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