生地探しに迷ったら、生地のプロがサポートします！
今後、あなたのクローゼットに革新をもたらす注目のコットンナイロン素材。
コットンの柔らかさとナイロンの軽さや強度を持ったコットンナイロン素材は、色んな比率で混合され、メンズアパレルやアウトドアまで用途に応じた製品に活用されています。
今回は、コットンナイロン素材の魅力、選び方など、あなたのライフスタイルに新たな生地を提案します。
コットンナイロンとは、コットンの柔らかな風合い・天然素材らしさ、ナイロンの軽さ・刺激に対して抵抗力が高い強度、丈夫という良さを合わせた合成繊維素材であり、カジュアル、スーツ、アウトドアなどのアウターやパンツ等ファッション業界で幅広く利用されています。
開発の背景には、柔らかな肌触りと強度を両立させた新しい素材へのニーズがあり、これによりプライベート～ビジネスシーンにおいても万能に活躍する生地が誕生したようです。
▼おすすめの生地▼
コットンとナイロンの比率
コットンとナイロンの比率が異なることにより、生地の特性は大きく変わります。
コットンが柔らかな天然素材であり通気性に富んでいるのに対し、ナイロンは合成素材としての伸縮性と耐久性を兼ね備えているためです。
これにより、比率に応じてバランスを取り、異なる機能性や快適性を実現しています。
例えば、コットンが多く含まれる生地では、ナチュラルな風合いと優れた肌触りが得られる一方で、ナイロンの比率が高い生地は、撥水性や耐久性が強化され、特にアウトドアシーンに適する特性を持つようになります。
コットン素材のみだとナチュラルすぎてしまったり、ナイロン素材のみだと光沢が強く、パンツを作るには個性が強すぎてしまうという悩みがでます。そこで、合成繊維にすることで、使いやすい生地にすることができます。
このように、コットンとナイロンの比率で、使用目的に応じた最適な選択が可能となります。
素材の見た目
コットンナイロン素材は、ちょうどいい光沢がスタイリッシュな見た目で高い人気を誇っています。
ナイロンの持つ光沢とコットンの自然な質感が絶妙に組み合わさることで、高級感がありつつもカジュアルなシーンにもマッチする独特の美しさが生まれます。
例えば、コットンナイロンを使用したジャケットやパンツは、日常の街中でのファッションアイテムとしてだけでなく、ビジネスシーンでのスマートカジュアルな着こなしもできます。
このような、1着で色んなシーンに使用できるのも人気の理由です。
コットンナイロン素材の製品を選ぶ際には、使用目的に合わせて、素材の質感や耐久性を確認することが大切です。
たとえばカジュアルウェアでは柔らかな質感を、ビジネスシーンやアウトドア用品では耐久性と撥水性を重視すると良いでしょう。
用途別に生地の選び方やおすすめの生地をご紹介します。
カジュアル
カジュアルウェアとしては、リラックスしたいシーンが多いので肌触りが良く心地いい柔らかな質感の良さが重要です。また、街中でのちょっとした用事にもでれるよう、少しハリ感がある生地を選ぶのがおすすめです。
▼カジュアルウェアにおすすめのコットンナイロン生地▼
ビジネス
ビジネスシーンでは長時間の着用でも快適さを保ちつつ、オフィスでの長時間座位によるシワができにくい生地を選ぶのがおすすめです。
▼ビジネスにおすすめのコットンナイロン生地▼
スポーツ
スポーツシーンでのパンツとショートパンツは、スポーツなどの長時間の使用にも耐えうる肌触りの良さと摩耗に対する強さが必要です。またTシャツは、素材が持つ通気性と速乾性の特性によって、汗をかいても素早く吸収し、乾燥させることができるため、暑い日でもべたつきにくく、心地よい着心地を保つことができる生地がおすすめです。
▼スポーツにおすすめのコットンナイロン生地▼
アウトドア用品
テントやリュックサックなどのアウトドア用品は、水に強く摩耗にも強い耐久性と持ち運びを楽にする軽量性が重要です。長期間にわたってその機能性を保持できる生地がおすすめです。
▼アウトドアにおすすめのコットンナイロン生地▼
コットンナイロンは綿が持つ柔らかな風合いとナイロンの耐久性で、長く使用するメンズアパレルにはとっても人気のある素材です。
生地の混率の違い厚さなど、種類も豊富なため、生地選びには用途に合った生地を選ぶことをおすすめします。
また、長期間保つためのコツは、ご家庭でのお手入れ方法で、乾燥機の使用は避け、衣類は自然乾燥させることがおすすめです。アイロンをかける際には、ナイロンの耐熱性を考慮して低温設定にすることも大切です。
このようにメンテナンスすることで、コットンナイロンの機能性とファッション性を長く楽しめます。
ご利用ガイドに記載のない、ご不明な点などがございましたら、「よくあるご質問」も合わせてご覧ください。
