シフォン素材は薄く透け感のある布で、春夏の洋服によく使われている素材です。
ドレスの透明なひらひらした布がイメージしやすいでしょうか。
このシフォン素材(シアー素材)、実は300年も前からヨーロッパ全体で利用されていた歴史のある生地なんです。
シフォン素材の特徴からお話していきます。
-目次-
-特徴
-素材(原料)
-シフォン素材の洗い方
-シフォン素材の収納
-シフォン素材の縫い方
-ジョーゼット
-オーガンジー
-チュール
-洋服
-雑貨
1.シフォン素材ってどんな生地?
特徴
シフォン生地は薄手で軽く、透明感が特徴的な素材です。
“シフォン”という名前はフランス語で薄い布という意味の「chiffe」が由来とされています。
主な特徴は
・ドレープ性に優れる
・軽量
・透け感がある
・滑らかな手触り
シックで透明感があり、春夏のレディース衣料に多く使用されます。
また、エレガンスな印象を与えることからイブニングドレスの素材としてもよく利用されます。
シフォンはたて糸とよこ糸を交差させながら織られた平織りの生地です。
強撚糸を使用することによって柔らかくシワになりにくい生地になります。
強撚糸(きょうねんし)とは強く撚られた糸のことで、わずかに荒い感触(シャリっとした感じ)と伸びを引き起こします。
☆強撚糸の特徴☆
・しわになりにくい
・シャリ感とさらっとした風合い
・強度が高い(毛玉が出にくい)
☆おすすめのシフォン生地☆