ユネスコ無形文化財にも登録された、和紙の産地、岐阜県美濃市。
その清流の中で生み出された、美濃和紙糸を使用しています。
高温多湿の夏、そして乾燥する冬。
日本人は少しでも快適に過ごそうと古くから「和紙」を生活に取り入れてきました。
古来より傘等に使われるほど、和紙は水に大変強く破れ難い特徴があります。
「洋紙は100年、和紙は1000年」
と言われる程、和紙の耐久性は歴史が証明しています。
最大の特徴として、優れた抗菌性を誇ります。
環境に優しく、高い紫外線カット率、超軽量など、現代人に優しい多くの機能性を持ち合わせています。
和紙布の特徴
★ 軽い
通常の綿糸の場合は、比重が1.5、和紙は0.5と1/3です。
しかし、こよりにすることにより若干比重は上がりますが、綿より、はるかに軽い繊維となります。
★ 毛羽が発生しない
普通の綿は毛羽が発生して皮膚の弱い日のアレルギーの原因となることが多いのですが、
紙の場合は毛羽がないので敏感肌の方にも非常に優しい素材となっています。
★ 紫外線を通しにくい
織り方によって、純白の織物で97.8%~99%遮蔽します。
★ その他特徴
●バクテリアを抑え、高い抗菌性と防臭性を有します。
●麻以上のハリ、コシ
●優れた通気性
●夏物衣料に適した冷涼感
●冬物衣料に適した軽量感、保温力