【読み物】スーツに使われるサージ生地とは

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スーツや学生服、ユニフォームに利用されることの多いサージ素材。
高級感があって、ツルっと滑らかな触り心地の生地で、丈夫で長持ち。
今思うと学生服はかなり雑な扱いでしたが、卒業までシワシワにもクタッとすることもなかった気がします。
そんなサージ素材の特徴をご紹介します。

 

サージ生地とは

 

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サージとは英語で“serge”と書きます。
梳毛糸(そもうし)という羊毛の長い毛から作った滑らかな糸を使用した綾織で織った毛織物のことから由来しています。

ツイードのような毛羽立った表面とは違い、クリア加工が施されたスムーズな表面と滑らかな手触りが特徴です。
サージは季節問わず着用することが可能です。

紺や黒のベージュなどのベーシックカラーが中心でスーツや学生服などフォーマル系の衣類によく使われます。

 

クリア加工とは

毛織物の仕上げで表面の毛羽をキレイに切る方法のことで生地表面がスムーズになりツヤが出ます。
また、サージはミルド仕上げと言って織り目が見える程度に布地を毛羽立たせる仕上げをすることもあり、必ずしもクリア加工されているものだけがサージ生地というわけではありません。

ちなみに綿素材の生地表面の毛羽を除去する方法は“ガス焼き”といいます。
名前の通り毛羽をガスの炎で焼き、表面を滑らかにしてツヤを出します。

 

サージ生地は何から作られる?

サージ生地はウールが主な原料として作られています。
梳毛糸とは原毛の段階でだいたい5センチ以上の羊毛を梳かして作られた長くて細い毛で、この糸には様々なメリットがあります。

●織り目がはっきりする
●ツヤが出てエレガントな印象になる
●コシが強くハリがある
●比較的シワになりにくい

また、最近ではコットンやリネン、ポリエステルを使用したサージ生地も登場しています。
通販サイトでもウールに比べお手頃な値段で購入できます。

 

サージ生地の製品

サージ生地の製品といえばスーツというイメージがあるほど、スーツに非常によく使われている生地です。
学生服や企業のユニフォームなども代表的です。
他には、コート、カーゴパンツ、シャツ、スカート、作業着など様々な製品があります。

 

サージ生地のお手入れ方法

 

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サージ素材の服は、着用後ブラッシングを行うのがおすすめです。
実は快適で使いやすい反面、ホコリなどが付いてしまうと生地の奥まで汚れてしまうというデメリットがあるんです。
馬毛などの柔らかいブラシを使えば簡単にホコリなどの汚れを落とすことができ、生地も長持ちします。

摩擦に弱い生地のため、アイロンをかけるときもあて布をしてなるべく擦らないように注意します。

ウールを原料としているサージ素材の場合は家庭での洗濯は注意する必要があります。
他の原料でも洗濯が可能かどうか確認をするようにして、自宅での洗濯ができない場合はクリーニングに出すようにしましょう。

 

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