リブニットとかセーターでおなじみのリブ素材ですが、実はどんな時期でも着ることができる素材なんです。
衣類以外にもマスクやヘアバンドなどのアイテムにも使われています。
今回はリブ素材について特集していきます。
リブ素材とは？
リブ=リブ編みのこと
リブ素材はデコボコとした畝（うね）のような模様が特徴的な生地です。
この模様が肋骨（ろっこつ：英語でリブ）に見えることから名付けられました。
ゴム編みとも呼ばれ、横方向への伸縮性が大きく体に程よくフィットします。
細身のセーターやタイトスカートなどに用いられることが多いですが、最近ではゆったりとしたシルエットのワイドパンツもトレンドとなっています。
リブ素材の服はシンプルで大人っぽいお洒落なコーディネートができると人気の素材です。
どんなところで使われている素材？
1着全体がリブ編みの生地が使用されているトップスは「リブニット」「リブ編みニット」という名称で販売されています。
見た目がスッキリするのでスタイルアップ効果もあり、無地だけどデザイン性がありおしゃれに着用できるところが人気となっています。
私もグレーのリブニットを持っていますがかなり着回しもできて便利でした！
トップスの他にもワンピースやスカート、パンツなどにも用いられます。
また、締めつけ感が無いのでマタニティウェアでも使用されています。
リブ素材は洋服の袖口や襟などの一部分でも活躍しています。
ジャージ、スエット、パーカー、ニットトップス（カットソー）の袖口や襟はリブになっていることが多いです。
袖口がリブになっているのは秋冬の衣類でよく見かけますね。
真冬のジャンパーやコートでは袖口だけでなく腰のあたりもリブになっているものを見たことはありませんか？
先端（袖口や腰）をリブ素材にすることによって体に密着し、冷気が入ってくるのを防ぐ効果があります。
防寒性においても機能的というわけですね。
リブは秋冬の素材？
上記でも秋冬の衣類について多く触れているので秋冬素材のようなイメージもありますが、季節問わず1年中着用できる生地です。
コットン100％の生地はトップスとしてもインナーとしても1年中着用することができます。
さらりとした肌触りで夏用のタンクトップとしてもよく見かけますね。
レディースではレースで装飾されているかわいいノースリーブもあります。
ウールやアクリルの生地は秋冬に多く登場します。
洗濯においても使用されている素材で変わってくるので、洗濯表示はきちんと確認するようにしましょう。
フライスとテレコ
リブ素材を検索していると、似たような畝のある生地のことをフライスとかテレコといった生地も多く出てきますよね。
実はどちらもリブ編み（ゴム編み）なのでリブ素材のことです。
フライスはとても伸縮性に優れていて、Ｔシャツやカットソーによく用いられます。
縦方向にはっきりと線が出ていて、表と裏の網目が同じなのが特徴です。
ソーイング初心者でも簡単に扱うことができ縫いやすい生地です。
テレコは縦の溝がはっきりしている生地です。
語源は関西弁で「互い違い」「逆さま」という意味から付けられました。
伸縮性も高くトップスやレギンスなどに使用されます。
おすすめの生地
商品品番：CN_14-9503
商品名：14-9503 メイストレッチリブ
レーヨン24％ ポリエステル72％ ポリウレタン4％
レーヨン混の糸を使用しており、上品な光沢感のあるリブ素材です。体のラインを拾いすぎずゆったりとしたサイズのトップスやチュニック、ワンピースにおすすめです。
商品品番：CN_484
商品名：484 テンセル（TM）モダール繊維 ワイドリブ ニット エコeco
ナイロン32％ ポリウレタン5％ リヨセル/テンセル63％
しなやかでストレッチ性に富んだ素材です。柔らかな質感でトップスにおすすめです。
商品品番：CN_101
商品名：101 30/- スパンフライス
綿95％ ポリウレタン5％
カラーが豊富でカットソーやTシャツなどによく使われていて、普段使いにちょうどいい生地です。
襟・袖・裾のリブとしてもお使いいただけます。
商品品番：CN_14-2727
商品名：14-2727 ソフトベアテレコボーダー エコ
レーヨン95％ ポリウレタン5％
ボーダー柄のテレコ素材です。滑らかで柔らかいタッチは肌馴染みも良く、快適な着心地を楽しんで頂けます。
商品品番：CN_14-2703
商品名：14-2703 スパンライク ドライテレコ
ポリエステル100％
糸の形状を活かした独特なシボ感のある表情とサラサラとしたドライタッチが特徴です。
