(前編)【プレミアムテキスタイルジャパン 2019 Autumn/Winter テキスタイルネット出展企業ブースレポート(コスモテキスタイル・sic-net・宇仁繊維)】

「JFW JAPAN CREATION 2019」(JFW-JC)、「Premium Textile Japan 2019Autumn/Winter」(PTJ)が11月21日・22日、東京国際フォーラムにて開催されました。一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構のテキスタイル事業として、Premium Textile Japan (ビジネス商談会) 、JFW JAPAN CREATION (繊維総合見本市)が、年2回開催されており、 日本国内のテキスタイル製造業者、卸販売企業を中心としたサプライヤと世界から質の高いバイヤーが集うビジネスマッチングの場となっています。

 

主催者発表では、出展者数が 素材メーカー、産元商社、生地問屋、機屋、副資材メーカーなどJFW-JC2019、PTJ2019AW合わせて、約360社。バイヤー来場者数は、アパレルメーカー、雑貨メーカーの素材担当者、ファッションデザイナー、OEM商社など約17,000人が来場があったとのことです。会場のいたるところで、活発に商談が行われておりました。

 

テキスタイルネット出展企業も多数、出展しており、取材してきました。

 

 

 

 

 

【コスモテキスタイル 株式会社】

天然繊維の織物を中心にアウター、ボトム用素材を企画、生産、販売するコスモテキスタイル。国内生産がメインで、250品番以上の品種は染め上げでの各色カラーにて在庫しており、1反から販売しています。

 

特にミリタリー、ワークを得意としており、無地が主体のためカラーは抑えた印象ながら、無地だからこそのこだわりを追求し、従来、メンズ向けの販売が多かったのですが、最近では、メンズ、ウィメンズの比率は6対4と、ウィメンズからのニーズも増えています。

今回は、定番のチノやモールスキンを豊富にラインナップし、軽さを出したライトオンスミリタリーモールスキンや、ナイロンタフタの塩縮撥水など合繊も展開しています。

 

また新たな試みとして、定番品をイメージごとで3つに分類して提案。

 

woolish(ウールライク)

ウールの原料が高騰傾向の中、代替品の選択肢としての提案。

 

wormly(起毛)

モールスキンストレッチ両面起毛(BD2951

 

細番手で織り上げたモールスキンストレッチに、細かいスエード起毛を施した。ソフトな風合いとウォーム感を表現。

utility(機能)

タスランナイロンダブルクロス(BD32260

特殊な二重織りにすることでシーズンレスに使いやすい肉感に。撥水機能も備え、スポーツミックスにも最適。

 

フレンチワークサージ(BD7252

フランスのワークパンツを分析して作り上げたヴィンテージライクな生地。太番手の双糸をざっくりと織り上げ、程よい光沢としなやかさに仕上げています。

コスモテキスタイル https://contents.textile-net.jp/information/cosmo-tex/

 

 

【sic-net 】

リボン・テープ・レース・パイピング・バインダーテープ・ニットテープなどの服飾副資材「S.I.C.」を展開しています。例年2月と9月に出展しているパリの素材見本市「プルミエール・ヴィジョン」に対し、その報告会的な立ち位置でもあるPTJでは、「S.I.C.」になっていない「REF PRODUCTS」を交えて提案しています。

REF PRODUCTSは、市場調査や要望に合わせた商品開発も行なっており、開発に1、2年かかるものも。勲章で使うリボンを服に仕立てたり、ゴムリボンをウエストにと、オリジナルの製品で使い方を紹介しています。

 

レースや山道模様のパイピングなど、クラシカルなテイストの提案。他にも肌触りを重視したナチュラル系や、非塩素ウールなど環境に配慮したものも登場しています。

 

リボンから派生し、技術を活かしたスポーツ素材も開発。スポーティーなストレッチリボンは、カーブでカットしても経編のためほつれない仕様になっています。

 

ヘリンボーンリボン。ウール、デニムを杉綾織りにすることで温かみのある印象に。

SIC-289)   (SIC-262

 

サテンの裏毛グログラン。面裏で表情の異なる生地を切り替えることで、両面で使えるエレガントなテープ。(SIC-171

 

カバンにぴったりな厚手のコットンリボン。袋編みになっており立体感があります。

SIC-243)(SIC-244

sic-net https://contents.textile-net.jp/information/sic-net/

 

 

【宇仁繊維株式会社 】

「多品種、小ロット、スピード」サービスを提供する宇仁繊維株式会社。国内生産が難しくなるなか、織機や工場への積極的な投資を続け、産地と協業しながらメイドインジャパンにこだわったものづくりをしています。

自分たちで作る、工業的発想が強みという同社は、白生地を約600種類持っており、生機(キバタ)、下晒をしたP下からの染めやプリントもスピーディーに対応。また織物の生産には、経糸の部分に、納期と生産ロットが必要となるのですが、同社は、常時、様々な経糸がかかっている機場を持っているので、フレキシブルな対応が可能となっています。

 

社員には、服好き、人好き、生地好きな若い世代が多く、トレンド感も重視。春夏に引き続き秋冬も人気のプリント、チェック、レースは、ニーズに応え豊富に揃えています。

 

引き合いの多いチェックは、後染めやプリントだけでなく、からみ織りなどバリエーションを多く展開。レースやカットジャカードへのプリントなどファンシーな変わり種も揃えています。

 

プリントやレースなど、付加価値のあるものとベーシックなものを両方提案できる強みもあり、社内の膨大なプリントライブラリーを活かして、無地とのパッチワークを提案。とくに古着のリメイク風でスカートがお勧めで、スカーフ調のパネル柄などレトロな提案もしています。

 

 

レースの中でもポリエステルは、洗えて扱いやすく、プリーツもできるため継続人気。

宇仁繊維株式会社 https://contents.textile-net.jp/information/komon-koubou/

 

 

 

 

【後編へ】※公開後、リンクされます

 

 

 

 

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