毎日の手仕事から見える生地のおはなし。
私の目線で見えた、きまぐれ日記。
~ 10月7日(月曜日)日記の続き。 ~
先日、お見せしました、桑村繊維㈱様より届いたサンプル帳より、本日もご紹介していきます!!
今日は、下段の真ん中。
では、呼んでみましょう。
MR.アイペディア~!!
毎度~。
おおきに。
( ※アイペディアさんは、関西の方です。 )
わたし:「今日は、【OG3539 甘撚りオーガニックネルチェック】について教えて下さい。」
MR.アイペディア:「ふんふん。おうおうおうおうおう。桑村さん、ええ生地、作るな~。」
わたし:「オーガニックコットンってなんですか。」
MR.アイペディア:「無農薬の綿花畑(3年無農薬の状態にしとかなければいけない)で栽培した綿花。
固い言葉で言うと、綿花畑の環境に配慮したコットンやね。
実際、綿花栽培には大量の農薬を使います。
農家の負担を軽くする、また農家ひいては地域の環境を悪化させない。
これが、オーガニックコットンの定義です。」
わたし:「へ~。3年もの間、無農薬状態を維持しているんですね。なるほどぉぉぉぉぉ。
農家の方々の負担と環境に配慮したサスティナブルなコットンなんですね。
そういう視点でのものづくりって大切ですよね。」
※サスティナブルとは・・・「サステナブルな社会」とは、「持続可能な社会」。地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も
美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会のことです。引用元:ベネッセ
MR.アイペディア:「で、この生地は、ナチュラルなイメージ +(プラス) 甘撚り、ネルで起毛して 心地よさを表現してる。
甘撚りの糸っていうのは、撚りが甘いから、結構、織るのは難しいんです。
普段はニットや丸編み用の糸で使われる糸を織物で使う糸なんやけど。
でも、その代わり、風合いがメチャクチャ柔らかくなるんです。
だから、桑村さん、すごいなァ。
丁寧に織っていて、ナチュラルなイメージを活かして、そのままシャツでも着れそう。
キッズ向けなんかでもいいかな、レディス、キッズにはいいかも。」
わたし:「10月3日にご紹介したスラブ起毛チェックとはどのような違いガありますうか?」
MR.アイペディア:「昔、よう古着屋で買ったことの有るような、懐かしい手紡ぎ風のイメージ。
デニムとの相性は良いと。生地は立体的にみ見えるね。
今回の甘撚りオーガニックネルチェックは、きれい目に上がっていて、
+(プラス)甘撚りネルの柔らかさが優しい風合いになってる。
素肌にそのまま着回して行きたい。」
3519スラブ起毛チェックもOG3539甘撚りオーガニックネルチェックも、それぞれの良さがアルんです。
サイトでは、違いが伝わり辛いですが、
こうやってお話を聞くと、分かりやすいですね。
明日は、OG3539甘撚りオーガニックネルチェックを実際に見ていきましょう。
それでは、また明日。
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