毎日の手仕事から見える生地のおはなし。
私の目線で見えた、きまぐれ日記。
– 2019年9月17日 火曜日 –
ビジネスシーンで着られるスポーツウェアができました。
モデルさんがお忙しいので、NU-NO STYLING NOTE掲載に先立ち、日記でお披露目です。
NU-NO STYLING NOTE掲載は、9月19日木曜日を予定しております。
お楽しみに。
さて、完成した作品をSTYLING NOTE掲載前にお披露目してしまったわけですが、
完成するまでに感じたことを今日は日記にしたいと思います。
BD4756 コンパクトオーガニックコットン/SOLOTEX ウェザーストレッチ バイオエアフローを使用して感じたこと!!
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まずは裁断。
この生地を切る時の感覚は、すごく気持ち良い。
シューッと滑るような感覚。
何も、邪魔するものがないッと言った感じです。
あとは、ハサミの刃こぼれが無いことを祈るばかりです。
続いて、縫製。
9月10日の日記にも綴りましたが、この生地には9号針がマッチします。
一つ上の11号針では、生地に針が刺さろうとする時に無理やり刺さろうとして、生地に負担が掛かっている感じがします。
こんな感じで。
生地の声:「イタタタタタタ!!」
逆に、7号針では、生地が重なって厚みが出た場合に針が負けてしまいます。
(ミシン針が折れる時のあの感じって、なんだか、すごく嫌~な感じで、絶望感と脱力感があるんです。やる気を失います。なので、ここはできるだけ慎重に行きたいんです。)
アイロンの温度は?
もともと、アイロンいらずのソロテックスですが、それは、製品になってからの話し。
縫製中のアイロンは重要。
仕上がりにも大きく影響します。
私も過去はアイロン嫌いだったんですが、何着も何着もアイテムを作って学びました。
で、アイロンの温度は・・・低温〜中温。
テカリやアタリが出やすいので、あて布をすると◎。
最後に五感
シャカシャカとした音はスポーツ感覚。
肌に触れる感じと見た目は、いわゆる、スポーツウェアとは異なる。
どう違うか。
スポーツウェアからスポーツを削った・・・?
ワイシャツにスポーティさをプラスした・・・?
といった感じです。
つまり、スポーティーとビジネスの間。
生地の厚みもちょうどそんな具合です。
いかがでしたか?
BD4756 コンパクトオーガニックコットン/SOLOTEX ウェザーストレッチ バイオエアフローは、ストレッチ性もあり、着心地良し。
軽くて、身体の負担になりません。
次は、BD7252フレンチワーカーサージを使用したスタイリングを予定しています。
縫製して、着てみて気付くこと。
NU-NO日記。
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