暑い季節は薄手の生地で軽やかに爽やかに過ごしたいですね。
今回は、暑い季節にピッタリなシースルー生地のお話です。
梅雨も開けないのに早速、夏日が続いていますが、猛暑の前に押さえておきましょう。
-目次-
1.シースルーとは?
2.シースルーの主な素材
3.シースルアイテム
4.シースルー素材の使い方
5.薄手素材の縫い方、POINT!
1.シースルーとは?
シースルーは英語で『see-through』と書きます。
透けて見えると言う意味です。
つまり透け感のある素材を指します。
だからシースルーと言う名前なんですね。
2.シースルーの主な素材
シースルーと言われる素材には
ローン、シフォン、ガーゼ、ジョーゼット、オーガンジー、メッシュ、レース生地など様々な種類があります。
テキスタイルネットで掲載されているおすすめシースルー素材をご紹介致します。
※画像をクリックすると商品ページに移行します。商品ページよりご注文・ご購入頂けます。
3.シースルアイテム
私たちの身の回りにあるシースルーなものと言えば、まず思い浮かぶのがカーテンです。
また、夏の暑い時期に着る礼服ではワンピースの上に羽織るボレロなどに黒いシースルー素材が使用されています。
シャツやワンピース、スカートなど、レディスアイテムに使用されていることも多く、
透け感のあるアイテムは、軽やかで可愛らしい雰囲気を演出してくれます。
が、シースルー素材は、透けます。(白い素材は特に)
裏地をつけたり、透け防止アイテムを重ね着する必要があります。
4.シースルー素材の使い方
透け感を生かす
シースルー素材の『透ける』と言う特徴をデザインとして使用するのもオススメです。
無地のシースルー素材の下に花柄などのプリント素材を使用したり、カラー素材を使用したり。
アレンジが楽しめるのもシースルー素材のポイントです。
我が家の娘が小学生の時にシースルー素材を使用した素敵なバッグを作っていました。
2枚の生地に間に100均で買った造花を入れたこんなバッグです。
クッションカバーや帽子などにしても可愛いかもしれません。
5.薄手素材の縫い方、POINT!
通販サイトでもシースルアイテムを沢山、見かけますが、ハンドメイドで使用するのって案外難しそうですよね。
薄手なので手縫いであれば針が通りやすくて良いのですが、ミシン縫いをしようとすると、
布がクシュクシュっと寄ってしまったり、上手くいかないことも多いのではないでしょうか?
シフォンやオーガンジーなどの薄手素材をミシンで縫う時は、生地の下に紙を一枚敷いて縫うとスムーズです。
縫ったあとは、紙をミシン目に沿って織り、ピリピリっと切り取ればOK!
また、薄手素材は裁断面がほつれやすいので縫い代の処理が重要です。
もちろんロックミシンをかけることもできますが、生地の条件によってはあまりおすすめしません。
ミシンと違い、ロックミシンの場合は紙を挟むというわけにもいきません。
(ロックミシンが透けて見えてしまうのも避けたいですね。)
そんな時は、袋縫いと言う方法が便利でキレイに仕上がります。
透け感が涼しさと軽快さ演出してくれるシースルー素材で涼しげなアイテムを作ってみてください。
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