
ミリタリーファブリックは軍用で培われた高い機能性と耐久性を持つ生地です。
近年ではファッションやアウトドアなど多様なシーンで愛用されています。
本日は新しくOPENした株式会社ROKALの紹介とミリタリー系生地の種類や特徴、その魅力と活用方法を徹底解説します。
1.ROKALとは?〜 ミリタリー・ワーク系に強い生地メーカー 〜

ミリタリーやワークウェア向けの高性能生地を開発・提供するメーカーとして定評のあるROKAL。その独自の技術と強みに迫ります。
ROKALは国内外の市場に向けて、耐久性や機能性に特化した生地を多数ラインナップするメーカーです。特に軍事目的やプロユースのワークシーンでも用いられる高い品質が評価され、長年にわたって多くのブランドから選ばれています。
このメーカーは素材選びや織り方、染色・仕上げの工程に細やかな配慮を行うのが大きな特長です。また、現場のニーズを反映して継続的に改良を加える姿勢も、ユーザーから信頼を集める理由の一つとなっています。
近年ではカジュアルファッションの分野でも認知度が上がっており、アウトドア好きやミリタリーファンだけでなく幅広い層がROKAL製生地を求めるようになっています。使うほどに良さを実感できる本格派ブランドとして注目を集める存在です。
2.ミリタリー系ファブリックとは?
軍事目的で開発された高耐久・高機能性の生地を指し、近年はファッションにも取り入れられています。
ミリタリー系ファブリックは、もともと軍隊が使用する装備や制服に採用されてきた生地を意味します。軍隊向けの素材は極限の環境下での使用を想定しており、高い耐久性や防水・防汚性能などが求められてきました。こうした求められる機能性を追求した結果、軽量かつ強度に優れ、長期にわたって使用できるのが特徴です。
さらに近年では、その堅牢さや機能性に加えてファッション性も注目されています。ストリートファッションやアウトドアスタイルの流行により、ミリタリー系ファブリックを取り入れたウェアが数多く展開されるようになりました。また、迷彩柄のほかにもミリタリーっぽい無地の生地が幅広く展開され、多彩なコーディネートを楽しむことができるようになっています。
このようにミリタリー系ファブリックは、カジュアルから本格的なアウトドアに至るまで、あらゆるシーンで活躍できる汎用性の高さが魅力です。頑丈さと機能性を兼ね備えつつ、デザインとしてもおもしろみがあるのが多くの人を惹きつけてやまないポイントといえます。
3.ミリタリー系に用いられる代表的な生地の種類
ミリタリーウェアや装備に用いられる素材はさまざまです。ここでは主に使用される代表的な生地を取り上げて、その特徴を解説します。
ミリタリー系生地の魅力は、何と言ってもその機能性の高さにあります。例えば寒冷地での戦闘を想定した厚手のコットンツイルから、灼熱の砂漠に対応する通気性の高いナイロン素材まで、使用される環境に合わせて多種多様な種類が存在します。また、水や汚れに強い撥水加工や、迷彩パターンを採用するなど、用途に特化した機能を持つのが特徴です。
さらにファッション面でも、実用性だけでなくスタイリングに活かしやすい点も見逃せません。近年はミリタリーをベースとしたデザインが人気を博しており、パンツやジャケットなど、日常使いしやすいアイテムに生地の特長が落とし込まれています。
ここでは、特に注目度の高いリップストップ、トップガンツイル、ツイル(コットンツイル)、コーデュラナイロンの4種類に焦点を当てて、それぞれの強みを見ていきましょう。
3-1.リップストップ
▶RM-0004 綿/ナイロン 耐久性リップストップ 268g/㎡。通常のBDUリップストップよりも太番手の糸を使用して作成。「DURABLE=耐久性、丈夫な」の名に恥じないヘビーリップストップです。
リップストップは格子状に強度の高い糸を織り込んだ生地で、非常に軽量でありながら、反対に引き裂きには強いという特徴があります。軍用テントやパラシュートのほか、ハイキング用ジャケットなどにも応用され、防水加工を施したものはアウトドアファンからも根強い支持を得ています。
織り目がはっきりと見えるため、デザイン面でも独特の雰囲気を演出できるのが魅力です。迷彩柄のリップストップ生地はミリタリー感が高まり、ファッション性と実用性を両立したアイテムとして人気を集めています。
軽さやしなやかさゆえにジャケットやバッグなど様々な製品に用いられますが、その分保管時や縫製時にはシワや摩耗に注意が必要です。質の高いリップストップを選ぶことで、長く愛用できる点も魅力の一つとなります。
3-2.ツイル・コットンツイル
ツイルやコットンツイルは斜めの織り目を持ち、しっかりとした厚みと洗うたびに馴染む柔軟さを兼ね備えています。そのためミリタリーパンツとして使用されるだけでなく、普段使いのワークパンツやシャツジャケットなどにも広く応用されています。
軍隊が寒冷地や過酷な環境下で使用する際に、保温性や耐久性を向上させるために選ばれてきた歴史があります。厚手のコットンツイルならではの無骨な雰囲気も相まって、ファッションとしても存在感が抜群です。
動きやすさと丈夫さを両立する点が多くのユーザーから支持される理由です。経年変化で生まれる色落ちやアタリも味わいの一つであり、長く使うほどに希少価値を増していく特性も魅力となっています。
▶左:RM-0018-SG M52 フレンチトラウザー チノ 270g/㎡。 フランス軍で1952年に採用され、そのあと約10年間フランス軍のユニフォームとして生産されたM52パンツ。RM-0188-SGはM52をもとに自然な経年変化のでる染料顔料染めで作成している。
▶右:RM-0013-W フライト ナイロン 275g/㎡。 1945年、プロペラ機からジェット機に移行するに従い飛行高度が高くなり、それまでのフライトジャケットの水分が氷結してしまい作業の妨げになることからナイロン製のB-15フライトジャケットが採用された。
4.ROKALの主な品番と特徴
ROKALが提供するミリタリー系生地は、優れた耐久性と豊富な色展開に特徴があります。代表的な品番のポイントを見ていきましょう。
ROKALでは厳選された原料や織り技術を駆使して、ミリタリーおよびワークウェア向けに特化した製品を数多くリリースしています。軍用レベルの強度評価をパスしたものや、特殊な防汚加工を施したモデルなど、多岐にわたるラインナップが魅力です。
さらに独自開発の仕上げ工程により、通常の防水性や防汚性よりも高い耐久性能を実現しているのも強みの一つです。これは、過酷な環境下でも生地の品質を落とすことなく長期間維持するための絶え間ない研究と改良の賜物といえます。
加えて、ファッション性を重視するユーザーの要望に応じて、ミリタリー独自のカラーリングだけでなく、普段使いしやすい柔らかい色合いも豊富に展開しています。こうした幅広い選択肢が、多くのファンを惹きつける要因となっています。
<高い耐久性と防水性>
ROKALの主力製品の多くは軍用レベルの耐久テストをクリアしており、引っ張り強度や摩耗テストなどで高い数値を叩き出しています。これは屋外での活動やハードな使用にも耐える強さを保証するものです。
また、防水加工が生地の表面だけでなく繊維の内部にも浸透する設計になっているケースが多く、通常の撥水加工よりも水の浸入を極力抑えることが可能です。これにより濡れても乾きやすく、ケアがしやすいメリットも享受できます。
プロユースの現場で信頼されている実績は、限界性能を試される軍事やワークシーンからの評価が裏付けともなっています。多くのブランドがROKAL製生地を採用するのも、その耐久性への絶対的な信頼があるからです。
<豊富なカラーバリエーション>
ROKALは定番のオリーブドラブやカーキなどミリタリーカラーを広く取り揃えるだけでなく、ネイビーやベージュ、さらにはレッドなどのポップな色も展開しています。これによりミリタリー感を抑えたい場合でも使いやすいのがポイントです。
カラーバリエーションが豊富だと、同じ素材でも全く異なる雰囲気のアイテムを作ることができます。ファッション性と汎用性を両立させたいユーザーにとっては大きな魅力となります。
特にカスタムメーカーやオリジナルブランドを立ち上げるクリエイターにとって、色の自由度が高いことはデザインの幅を広げるうえで非常に重要です。ROKALの生地はそういった要望にも柔軟に対応しています。
5.リップストップ生地の魅力とおすすめ製品

リップストップは軽量ながら耐久性が高く、ミリタリーからカジュアルまで幅広いアイテムに使用される人気素材です。
リップストップの最大の特徴は、格子状の織りによる優れた引き裂き防止効果にあります。万が一傷が入っても、それ以上広がるのを防ぎやすい構造になっているため、耐久性面での信頼が高いです。
また、重量が軽めなこともあり、動きやすさや快適性が求められるパンツやシャツでも扱いやすいと人気を集めています。撥水加工や防風加工と組み合わせることで、アウトドアシーンでも頼りになる素材です。
ファッション的にも扱いやすく、独特の格子柄がアクセントになります。迷彩柄を取り入れることで一気にミリタリー感を出すことも可能なので、カジュアルウェアに変化をつけたいときにもオススメです。
ミリタリーだけでなくカジュアルにも最適
リップストップは軍用テントやパラシュートに使われるほどの耐久性を誇る一方で、非常に軽く手入れも簡単です。これらの特性から、近年はタウンユースでも人気が高まっています。
ほどよいハリ感と格子状の織り模様が、シンプルなデザインにさりげないアクセントを加えてくれます。アウターやシャツだけでなく、キャップやバッグなど小物への応用例も多彩です。
ミリタリーテイストを控え目にしたい場合は無地のリップストップを選ぶと、主張しすぎずに機能性だけを活かすことができます。シーンを問わず取り入れられる柔軟性の高さが魅力です。
おすすめリップストップの品番紹介
▶RM-0004 綿/ナイロン 耐久性リップストップ 268g/㎡
通常のBDUリップストップよりも太番手の糸を使用して作成。「DURABLE=耐久性、丈夫な」の名に恥じないヘビーリップストップです。
▶RM-0001 綿/ナイロン BDU リップストップ 220g/㎡
BDU(BATTLE DRESS UNIFORM)は1981年にアメリカ軍全軍で採用され、2012年の海軍の使用終了まで使用された戦闘作業服。97年に1年だけ生産されていた通称BLACK357のDEADSTOCKを意図から解析しリプロダクトしました。
▶RM-0002 トロピカル コンバット リップストップ 180g/㎡
BDU(BATTLE DRESS UNIFORM)は1981年にアメリカ軍全軍で採用され、2012年の海軍の使用終了まで使用された戦闘作業服。
1984年から採用された中期型ウッドランドのリップストップをリプロダクト。
▶RM-0003 ジャングル ファティーグ リップストップ 225g/㎡
1960年代、ベトナム戦争にて支給されていた「コンバットトロピカルコート」通称「ジャングルファティーグ」の4thタイプから採用されたリップストップ。3rdタイプまでのポプリンより強度のあるリップストップが採用された。
国内メーカーのリップストップには、高い撥水性と通気性を両立させたモデルが多く、日常使いからアウトドアまでカバーできる点が特徴です。メーカーごとに織りの強度や生地の厚みが異なるため、用途に合わせた選択が大切になります。
ROKALのリップストップは色や柄のバリエーションが豊富で、迷彩パターンもあり独自性のあるミリタリールックを楽しむことができます。
品質の高いリップストップを選ぶことで耐久性や撥水性をしっかりと確保できます。
ミリタリー系生地は、軍用としての歴史と実績があるため、非常に信頼性が高いのが最大の魅力です。耐久性や撥水性、防寒性など、多彩な機能を持つ生地がそろっているので、アウトドアやファッションなど幅広い分野で活躍します。







