海外で人気の旅行先として、つねに上位にランクインする、ハワイ。
美しい海と空、穏やかに流れるハワイアンミュージック、笑顔でフラダンスを踊るダンサー・・・。
「フラダンス」は、ハワイの歴史や文化と深く結びついた踊りで、日本でもハワイファンと共にフラダンスも人気です。
フラダンスを習う教室を、ハワイ語で「ハラウ(ハーラウ):hālau」と言うそうです。
ハラウやフラダンス衣装を扱うショップや、衣装クリエーターの方たちの間で、今大人気の生地やおすすめの生地をご紹介します。
目次
1.フラダンス衣装はいつ、どこで着るの?
ハワイの伝統的な舞踏であるフラダンス。
日本では1964年に福島県にオープンした常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)がきっかけで認知度が上がり、2006年に映画「フラガール」が公開されたことで、さらに人気を集めたのではないでしょうか。
現在、日本のフラダンス人口は200万人と言われています。
フラダンスを習う教室(=ハラウ)は全国に広がり、その数は300以上にのぼるそうです。
その動き一つ一つに意味があり、ハワイの海、風、花などの自然を表現しており、そのしなやかな手振り身振りが魅力です。
踊りのスタイルにもよりますが、ゆるやかなテンポが、ダンス初心者でも取り組みやすく、小さな子供からシニア世代まで年齢問わず、人気ですね。
そのため、全国津々浦々、ハワイアンフェスタやショッピングモールなどのイベント、フラダンス教室主催の発表会など、フラダンスを披露するステージは多く開催されています。
チームで出場する場合、その人数で衣装を揃えることが多いため、ハワイアンドレスやスカート、レイ(首飾り・花輪)などのアイテムが必要になってきます。
2.フラダンス衣装の種類
パウスカート
「パウ」とは、ハワイ語でスカートという意味です。パウ、だけでも意味は通じるのですが、日本では「パウスカート」と呼ばれることが多いため、ここではパウスカートとしますね。
パウスカートは、ウエスト部にゴムや紐を数本入れたギャザースカートです。
ステージのほか練習で着用されることが多いため、もっともポピュラーなアイテムといえます。
綿とポリエステルを混合した、シワになりにくいブロード生地が人気です。
無地タイプやグラデーション、ハワイの自然をあしらったプリント柄などバリエーションが豊富です。
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フラドレス
ワンピースタイプのドレスが一般的です。
トップス+パウスカートというセパレートスタイルのカジュアルな装いとはまた違い、ワンピースタイプですと、フリルをあしらったりマーメイド型のシルエットなどがあり、大人っぽくフェミニンな印象を与えることができます。
袖の長さで印象を変えたり、ノースリーブやビスチェタイプにしてみたり、上半身と違う素材で切り替えを入れるデザインにしたりと、曲や演出で印象を変えることも多いです。
生地は、パウスカートで主流のブロード生地が使われたり、ベロアやサテン、レースやオーガンジーなど、より高級感のある素材も多く使われています。
フラドレスのスカート部分を総レースにしたり、ロングスリーブの袖部分をレースにしたり。
スカート部分を今季流行のチュールで重ねたり。首元のフリルをシャンブレーにしたり。様々なデザイン性の高いフラドレスが人気です。
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3.オリジナルの柄を作りたいときは?
オリジナルのパウスカートやTシャツを作りませんか?
プルメリア、モンステラやハイビスカスなど、ハワイの自然を彷彿とさせる、ハワイアンドレスにぴったりの柄がたくさんありますね。
どの柄も素敵なものが多いのですが、あなただけのこだわりのデザインをプリントしてみませんか?
テキスタイルネットでは、オリジナルデザインをプリントするサービスがあります。
ステージ衣装として、チームで統一したデザインを揃えたい時、ハラウのオリジナルドレスを制作する時に、ぜひご利用ください。
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4.ワンポイントで欠かせない副資材
パウスカートのフリルに、ワンポイントとしてパイピングテープで一味違った印象に。ブレードやレース使いがおすすめです。