
<1.ストライプとは?>

ストライプとは縞模様のこと。
英語で「Stripe」と表記します。
織りでも染めでもプリント生地でも縞模様はストライプと表現されます。
(当たり前すぎて、説明がむずかしいです^^;)
というこで、Wikipediaから引用します。
“2色以上の異なる色または同色の濃淡を用いて複数の平行もしくは交差する線で構成された文様の総称”
と書かれています。
つまり、縦縞でも横縞でも斜め縞でもチェックのように交差していても縞模様と言うことになります。
(ちなみに、it用語ではアメリカのオンライン決済システム会社「ストライプ」を指します。)
???
横縞はボーダーって言いますよね?どういうこと?
<2.ストライプとボーダーの違い>

日本では横縞を「ボーダー」と言いますね。
いや、ボーダー柄と言ったほうが良いかもしれません。
というのも、「ボーダー」には横縞と言う意味がないからです。
間違いです!!
海外で横縞柄を「ボーダー」と言っても通用しません!覚えておきましょう。
本来、英語の「border」のは、へり、端、袖口の縁取りや境界、国境を意味します。
線ではなく一定の幅があることを指します。
「ボーダーライン」となると境界線の意味になります。
いずれにしても、模様の意味はありません。
なので、日本で一般的に使用される「ボーダー」と言う言葉は、日本のファッション用語と言うことです。
じゃあ、横縞のことを英語でなんて言うか?
もちろん、横縞も「stripe」です。
アメリカの国旗。星条旗も日本人から見たらボーダーに見えますが、「the Stars and stripes」と呼ばれます。
でも、「ストライプ」を使用して縦縞か、横縞かをどう表現すれば良いかな。。。
ホリゾンタルストライプHorizontal stripe=横(horizontal)縞
ヴァーティカルストライプVertical stripe=縦(vertical)縞
これなら、分かりやすいですね。
<3.ストライプ柄の種類>
線と線との組み合わせや作り方で様々なデザインが表現されるスタライプ柄。
細い線、太い線、赤、黒、白、水色、紫などなど、色も太さも様々です。
主要なストライプ柄を一部ご紹介します。
□ピンストライプ【Pin stripe】

極細の最も細い線で描かれた縦縞ストライプです。
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□ペンシルストライプ【pencil stripe】

名前の通り鉛筆で描いたような線の縦縞ストライプ。
ピンストライプより太めの線です。
□レジメンタルストライプ【regimental stripe】

レジメンタルとは、軍服や連帯のと言った意味があります。
そして、レジメンタルストライプは、イギリスの連隊旗をイメージして作られた斜めのストライプのことです。
「レジメンタルタイ」と呼ばれるイギリス連隊旗で使用から取った赤と青のストライプのネクタイがあります。
レジメンタルストライプの素材を見る>
□ロンドンストライプ【London stripe】

線と線の感覚が1:1からなるストライプ。
とてもベーシックなストライプで、ビジネスシャツとして持っている方も多いのではないでしょうか。
欧米ではブロックストライプと呼ばれています。
ロンドンストライプの素材を見る>
□キャンディストライプ【Candy Stripe】

キャンディの包み紙のようなポップなストライプです。
白地に赤、青、黄色、オレンジなどの鮮やかな細い縞でデザインされています。
<4.ストライプをどう使う?>

ストライプには様々な種類ある上、素材も豊富に揃っているので
ワイシャツやスーツ、Tシャツなどの洋服だけでなく、
帽子やバッグ、マスクなど雑貨、カーテンやテーブルクロスなどのインテリアなど用途が幅広く、
世界中で愛用されています。
1枚布で使用するだけでなく、
複数のストライプを組み合わせたり、縦、横、斜めの接ぎ合わせ方を変えると新たな柄を表現できたり。
楽しみ方は豊富です。
<5.おすすめストライプ生地>

□素材:綿100%
□サイズ:142/145cm幅×50m乱
□カラー:MATCHA、BLUEBERRY、RED TURIP、ROOIBOS、COFFEE
□特徴:食品から抽出した染料で染め上げたストライプ生地。

□素材:コットン73%・ポリエステル27%
□サイズ:112cm幅×60m乱
□カラー:白黒、水色、イエローなど計6色展開。
□特徴:タテに綿、ヨコにCOOLMAX (R)を使用したドビーストライプシリーズ!!
吸水速乾性に優れドライにすごせる爽やかな生地。
ノーホルマリンにて管理しておりますので子供様へもご安心してご使用頂けます。

□素材:綿95%・麻5%
□サイズ:116cm幅×60m乱
□カラー:白、黒、白×イエロー、白×ブルーなど計7色。
□特徴:夏には快適の綿麻生地に1反1反特殊ワッシャーを施すことにより独特の洗い感を表現したストライプ生地。
柔らかいコットンの風合いにほんの少し、リネンのシャリ感が加わり、
さらっとした肌触りでとても気持ちの良い風合いに仕上げております。
シャツ、スカート、ワンピースなど用途は様々でお楽しみ頂ける素材となっております。
ぜひお手に取ってみて下さい!

□素材:綿60%・ナイロン35%・ポリウレタン5%
□サイズ:108cm幅×60m乱
□カラー:計11色。
□特徴:タテ糸は綿100%、横糸にナイロン・ポリウレタンの混紡糸をチェック・ストライプ・刷毛目シリーズになります。

□素材:ポリエステル100%
□サイズ:144/146cm幅×50m乱
□カラー:計3色。
□特徴:東レ(株)のワルツ糸を使用しドライタッチな風合いが特長の素材です。
フラットに仕上げているので洗練された上質感を演出します。

□素材:綿20%・ポリエステル80%
□サイズ:150cm幅×50m乱
□カラー:ホワイト、イエロー、レッド、ネイビーなど計15色。
□特徴:抗菌防臭、帯電防止効果のある銀の糸「ミューファン」を織り込んだ素材。
永続的に持続する銀イオンの抗菌・防臭機能。
洗濯後の滅菌率99%以上。
更に帯電防止機能もあり、ホコリの付着を緩和します。
ストライプ状に織り込まれたラメのように光る銀の糸は機能性だけでなく、見た目にもおしゃれです。
同じミューファン素材にはポプリンタイプもあります。
<6.まとめ>
当たり前のように使用していたストライプですが、種類も豊富で歴史のある奥深い柄なんですね。
「ボーダー」と言う言葉が日本以外では通じないのは、驚きです。
ボーダーもストライプの仲間。
これからは、ホリゾンタルストライプと言いたいですね。