入園・入学に必要なグッズってどんなものがあるのか気になりませんか?
例えば通園バッグやお弁当袋などの巾着類、あると便利な移動ポケットなどなど。
この特集で紹介しているグッズはどれも簡単にできるものが多く、使用する布も1m~2mほどあれば十分。
使う生地の種類もキルト生地やオックス生地でOK!
おすすめ生地もご紹介しています。
【今まさに入園・入学グッズを準備しているけど、どんな生地を使えばいいのか迷っている方】
【まだ入園・入学は先だけど、どんなグッズが必要なのか知りたい方】
この特集でアイテムと生地についてばっちり分かっちゃいます。
1.手作りのメリット
オリジナルのアイテムが作れる
手作りするメリットは、周りとかぶりにくいオリジナルのアイテムが作れることです。
生地や色、アンパンマンやハローキティなど人気のキャラクターなど、柄も好きなように選べるので、
子どもの好みに合わせたグッズを作ることができます。
ハンドメイドで作ったものは温かみもありますし、テープやワッペンなどで自由にアレンジもできます。
自分で作ったものが子どものお気に入りになってくれれば嬉しいですよね。
自分で作るとなると失敗するのが怖かったり、下手なものを作って笑われてしまったらどうしよう
と思ってしまうこともあるかもしれません。
入園入学グッズは袋物のアイテムが基本で、初心者の方でも作りやすいものが多いので安心してください。
手作りアイテムを使っていたという事がとても楽しい思い出になるはずです。
子どもにとっても使いやすいものが作れる
コップ入れ、体操着入れの巾着の布が固くて開けにくい
サイズがぴったりの上履き入れを買ったらすぐに靴が大きくなって入らなくなってしまった…
せっかく気合いを入れて用意しても子どもにとって使いにくいものになってしまうと残念ですよね。
手作りする場合は、コットン生地の柔らかい布を使おう、など生地から選ぶことができ
大きくなっても大丈夫なようにゆとりをもったサイズでの制作も可能です。
逆に、市販のバッグだと長さが合わずに引きずってしまうことがあっても
お子様の体格に合わせて小さめサイズで作ることもできます。
こだわって作っても費用が抑えやすい
使いやすさやデザインにこだわりたいけど、既製品だと値段が高くなってしまうこともあると思います。
手作りなら生地やデザインを自分の好きなようにこだわることができ、機能面でも使いやすくすることも可能です。
レッスンバッグを作った時の余った材料で他のグッズも作れてしまうので無駄が無くて経済的。
すべてのグッズを同じ柄でセットにして揃えられるのもメリットです。
2.入園・入学準備に必要なアイテム
手作りすることが多いアイテム
レッスンバッグ・通園バッグ
サイズ指定があるところもありますが、マチが付いていて物がたくさん入れられるものがいいです。
本やお道具箱などの重いものを入れても破れにくいバッグを作ってあげたいですね。
シンプルな形が多いですが、切替、ポケット、裏布の柄を変えるなどデザイン次第でおしゃれなバッグを作ることができます。
トートバッグ型、袋口をファスナー付きにするなど、アイデア次第でいろいろなアレンジを楽しめますよ。
レッスンバッグには1枚で十分な強度のあるキルティング生地がおすすめです。
また、オックスなどの厚手~中厚手の生地でも作れます。
キルティングと比べるとペラペラな仕上がりになってしまいますので、接着芯や裏地を付けて補強してください。
裏地には表地と同じオックスにしたりブロードやキルティングもおすすめです。
シューズケース・上履き袋
靴にぴったりの大きさにしたいところですが、大きめのもの、マチ付きにするのがポイントです。
子どもの靴のサイズが変わった時に大きめサイズにしておけば長く使うことができます。
シューズケースにおすすめの生地は、レッスンバッグと同じキルティングやオックス。
こちらもオックス生地を使用する場合は裏地を付けて補強してあげてくださいね。
ひと手間加えて、切り替えデザインやフリル付きにするなど、デザインをアレンジするのもオススメです。
また、保育園~小学校低学年の子には、持ち手部分を通して開閉できるDカンタイプのパーツを使うと簡単です
巾着袋・袋類
おそらく、一番多く作ることになるのが巾着袋ではないかと思います。
どんなものに使うかは以下の通り。
着替え袋・体操着袋
お弁当袋
給食袋
こどもが扱いやすい柔らかい生地を選びましょう。
硬い生地だと子どもの力では開けづらく使いにくいと感じてしまいます。
おすすめの生地はブロードやシーチング、オックスなどです。
汚れてしまったり洗濯した時のために、1枚だけではなく、洗い替え用(予備)に2~3枚ほど多く作っておくと安心です。
ただ、小さなお子様ですと柄が変わってしまうと自分のものだと分からなくなってしまうことがあるので
洗い替え用も同じ柄で作ってあげましょう。
袋物用には多めに生地を買っておくのがおすすめです。
ナフキン・ランチクロス・ランチョンマット
ナフキンは給食やお弁当の時に机を汚さないようにする役割があります。
作り方も簡単なので手軽に作れます。
おすすめの生地は程よく厚みがあり扱いやすいオックス生地です。
裏地付きやリバーシブルにしたい場合はブロードやシーチングもおすすめです。
また保育園・幼稚園によっては、サイズ指定があったり、派手な柄がNGという指定があったりします。
その場合は、指定のサイズ通りに作る、シンプルな柄のものを使うなど注意が必要です。
あると便利なグッズ
移動ポケット
最近はポケットの付いていない洋服も多く、クリップで服に簡単に取り付けられる
移動ポケット(ポケットバッグ、ポーチ)も新たな定番として定着しています。
子供用の服のポケットにはたくさん荷物を入れることはできませんが
移動ポケットにはハンカチやティッシュ、マスクや消毒用のスプレーまで入れられる優れもの。
また、ポケットティッシュをそのまま洋服のポケットに入れて持ち歩くと、
ビニールが破れたりそのまま洗濯してしまうこともありますが
移動ポケットならそんな心配も無用です。
ティッシュケースも不要になるかもしれません。
おすすめの生地はオックス。
ブロードやシーチングなど薄めの生地でも簡単に作ることができます。
巾着を作った布のハギレでもOKです。
ナップサック
学校によっては手提げ袋ではなく、ランドセルの上から背負えるナップサックを推奨している所もあるようです。
サブバッグや体操着袋としても使え、リュックのように背負えて両手も空くので一つあると便利です。
巾着袋と同じような作り方なので、布やひもを多めに用意して作ってみるのもいいかもしれませんね。
おすすめの生地はキルティングやオックスです。
スモック
せっかくならスモック(エプロン)もお子さんの好きな柄で作ってあげたいですよね。
一見難しそうに見えるスモックですが、ソーイング初心者さんでも
簡単に作れる型紙もあるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの生地はオックスやブロードです。
春夏用ならローンやシーチングもおすすめです。
ですが、園によっては指定のものがあったり、派手な柄は禁止などのルールがあるので作る前に確認するようにしてください。
3.アイテム作りの流れ
①作るアイテムを確認する
入園・入学に必要なアイテムは園や学校によって違ってきます。
手作りするのはどのアイテムなのか説明会で配布される案内資料などを確認しながら決めます。
お裁縫が苦手な方や忙しくて作る時間が無い方もここで用意する(購入する)アイテムを確認します。
入園入学グッズを作るのに必要な道具
●アイロン
●定規
●はさみ(布切り・糸切り)
●しるし付けの道具(チャコペン、チャコペーパーなど)
●まち針
●ひも通し
これ以外にも仮止めクリップやアイロン定規などもあると便利です。
中にはミシンを持っていないので手縫いで入園グッズを作ったという方も・・・!
自分の作りやすい方法で手作りにチャレンジしてみてくださいね。
②作りたいアイテムのかんたんなデザインを決める・型紙を用意する
作りたいアイテムの簡単なデザインを決めておきます。
切替を付けるか?ポケットは付けるか?
レッスンバッグの持ち手は長めにとるか?短めにとるか?
どんな色・柄にするか?
上記のようなことを決めておくと、材料を揃えるのがスムーズになります。
いきなりデザインを決めるのは難しい、と思う方は本やインターネットの解説を参考にしながら決めてもOKです。
本屋さんに行けば入園入学アイテムの本が売られていますし、インターネットでは無料でレシピを配布しているところもあります。
先に型紙も揃えられて、どのくらい生地を買えばいいのかというのも分かるので
普段から裁縫はあまりやらないという方にもおすすめの方法です。
③生地を選ぶ
デザインが決まったら生地や副資材を揃えます。
実際に手芸店などの店舗へ行ったり、通販で揃える方法があります。
手作りにおすすめの生地
生地別に一覧にまとめました。
気になる生地がありましたら、画像をクリックすると商品詳細ページへ移動しますので是非ご利用ください。
オックス
ブロード
シーチング・ローン
巾着袋やナップサックにピッタリの紐(コード)&ベルト
キルティング生地は自分で作れます!
オックスやブロードに比べてキルティングは
好きな柄がなかなか見つからないということもあるようです。
そんな時はキルティング生地を自分で手作りしてしまいましょう。
作り方は好きな柄のブロードやシーチングとキルト芯を縫い合わせるだけです。
接着できるキルト芯も販売されているので、生地の柄にこだわりたいという方はチャレンジしてみてくださいね。
④材料が揃ったら作り始める
作りたいものと、生地が揃ったらいよいよ作り始めます。
布を裁断したりなど大変な作業が多いですが頑張って乗り切りましょう!
毎日使うものは、洗い替え用の予備分も一緒に作っておくと楽ですよ。
4.まとめ
入園・入学グッズを手作りするのは大変ですが、
使いやすい物が作れる、カットクロスなど材料費が安いなどメリットもたくさんあります。
ユザワヤなど、手芸ショップには便利な手作りキットなどもあります。
きれいに仕立てなきゃ!と頑張り過ぎなくても大丈夫です。
一生懸命手作りしたアイテムはきっとお子さまも喜んでくれるはず。
完成まで、あともう少しです。ぜひ挑戦してみてくださいね。
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