オシャレのアクセントや、会社の制服でも活躍しているスカーフ。
スカーフを上手にコーディネートしている人って、とてもオシャレに見えてカッコいいですよね。
フランスのパリジェンヌはスカーフの使い方がとても上手いそうです。
今回は、ファッションアイテムとして欠かせないスカーフについて特集していきます。
-目次-
1.スカーフとは?
-スカーフの起源
-いろいろな巻き物
2.スカーフの巻き方
-スカーフのサイズ
-バイアス折り
-ループノット
-三角ドレープ巻き
-カチューシャ風
-便利なアレンジ
3.スカーフにおすすめの素材
4.まとめ
1.スカーフとは?
スカーフの起源
スカーフは、北方民族が防寒のために首元に巻いていた布が起源だと言われています。
スカーフというフレーズが使われ始めたのは16世紀のイギリスだと考えられています。
当初は装飾や保温を目的としていましたが、やがて騎士や軍隊の肩帯、飾り帯、剣帯を指すようになりました。
19世紀にはメンズファッションでネクタイの起源と言われる「クラバット」の一種として流行し、19世紀末には現在のようなファッション小物として登場しました。
ハイブランドとして有名なエルメスのシルクスカーフ「カレ」は女性の中でも絶大な人気を誇ります。
その歴史は古く、1937年に誕生してから新しいデザインが増え続け、これまでに数千種類も発売されたそうです。
いつか買えたら…なんて憧れてしまいますね。
いろいろな巻き物
スカーフ、ストール、マフラーなどの違いを比較してみました。
スカーフ | 【形】正方形・長方形 【素材】綿・麻・シルク・ポリエステルなど 【季節】春夏秋冬 ファッションアイテムとして使われることが多く、首に巻く以外にもヘアバンドやベルト代わりなど様々な使い方ができる。 (詳しいことは後ほど!) |
ストール | 【形】幅の広い長方形 【素材】綿・麻・シルク・ウールなど 【季節】春夏秋冬(素材による) 肩に掛ける衣類の一種。ファッション性が高く、カジュアルからフォーマルなど、様々なシチェーションで用いられる。防寒として使われることも。 |
マフラー | 【形】細長い長方形 【素材】ウール・カシミヤ・アクリル・ポリエステルなど 【季節】秋冬 主に防寒目的で首に巻く。巻き方や結び方に様々な種類がある。 |
ショール | 【形】正方形・三角形(ストールより大判) 【素材】綿・麻・シルク・ウールなど 【季節】春夏秋冬(素材による) 三角にして頭巾や肩掛けとして使われる。 日本では着物の上から羽織れるということで流行し定着している。 |
バンダナ | 【形】正方形 【素材】綿 【季節】春夏秋冬 ペイズリー柄でおなじみの大判のハンカチ。首や頭に巻くなどファッションアイテムとして使ったりするほか、お弁当を包んだりハンカチとして使うなど幅広い使い方ができる。 |
2.スカーフの巻き方
スカーフのサイズ
88cm x 88cm
定番サイズとも言われ、初めてスカーフを使う人でも様々なスタイルが楽しめます。
大判スカーフに分類され、ふわっと肩や首に巻いたり、細めに折ってジャケットのインナーにもなります。
とても使い勝手のいいサイズです。
53cm x 53cm
一般的なバンダナと同じサイズの小判スカーフ。
コンパクトな巻き方が楽しめ、ヘアバンドにしたり手首に巻いてブレスレットのようにするなどアクセサリーのような使い方ができます。
ロングサイズ
ストールと同じ使い方ができ、アレンジしやすいサイズです。
ストールと分類されることが多いです。
バイアス折り
折り方
①裏面を表にします
②上下の端を中心に向かって折ります
③下側を中心まで折ります
④上側も同様に折ります。③④を繰り返して好みの細さにします。
バイアス折りのやり方をマスターすれば様々なスカーフアレンジができるようになります。
ループノット
巻き方
①好きな長さのところにゆるく結び目を作ります
②首に巻き、ループに反対側の端を通します
③形を整えて完成です
大判サイズ、小判サイズで雰囲気もかなり変わります。
シンプルなトップスにアクセントとして加えるだけで華やかな印象になります。
無地のTシャツやシャツ、ブラウスのポイントにも。
また、スカーフのサイズや結び目の位置で雰囲気もがらりと変わる巻き方です。
三角ドレープ巻き
巻き方
①スカーフを三角形に折ります
②上側を少しだけ折ります
③折り目を内側(自分側)にして首の後ろで結びます
大判のスカーフを使う場合は、端を1週させてスカーフの下に隠して正面で結ぶとボリュームが出せます。
一見難しそうに見えますが、巻き方が意外と簡単です。
カジュアルな装いにピッタリで、端を一周させて正面で結ぶとアフガン巻きにもできます。
大判のストールをゆるく巻くとスヌード風にも。
スカーフ1枚あれば着こなしの幅が広がるのでマンネリ化せずに楽しめそうですね。
カチューシャ風
巻き方
①バイアス折りにしたスカーフを頭の後ろから巻き、結び目を作ります
②それぞれの端をクロスさせます
③後ろで結ぶか、端を入れ込んで完成です
付け方を覚えてしまえば、簡単にヘアアレンジができる巻き方です。
また、頭のてっぺんから巻いて後ろで結ぶとターバン風なアレンジもできます。
便利なアレンジ
①バッグに巻く
持ち手部分に結んだり、持ち手全体にぐるぐる巻きつけるアレンジもセンスアップできると人気です。
ブラックやネイビー、ブラウンのシンプルなカバンに差し色としてもかわいいですね。
②パンツやスカートのベルト代わりに
バイアス折りにしたスカーフをパンツやスカートのベルト代わりにすることもできます。
ワンピースやロングカーディガンのベルトにもおすすめです。
3.スカーフにおすすめの素材
商品名:KKP1061-W-HM-50 分繊スパンツイル広巾
経糸に10dを使用した空気を含んだように軽く薄いツイルです。
さらに緯糸に極めて細いスパン糸を用いることで、ナチュラルな肌触りと表情を持った素材に仕上げました。
商品名:7022-500-2 80サテン上品な光沢のサテン生地にとても着やすいシンプルで趣のある線描き花柄です。
※カットの際は1オーダーにつき1品番でお願いします。
※反物により1反あたりのメーター数が異なるため、数量に多少のばらつきがあります。
4.まとめ
今回はスカーフの巻き方や素材についてご紹介しました。
簡単な巻き方でも色々なアレンジが可能なので、スカーフに馴染みがなかった方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。
Textile-netには紹介した素材のほかにもスカーフ向けの素材が豊富にあるので、是非手作りにもチャレンジしてみてくださいね。
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