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ボアとフリースで冬をあたたかく

boa-fleeceフリース-ボア特集

 

寒い季節に、あたたかく快適なボアやフリース素材を取り入れ、寒さ対策を始めましょう。
ボアやフリースは肌触りが優しく、冬の寒さを快適に乗り越えるために欠かせないアイテムです。
柔らかさとその保温効果から、多くの方に愛用されています。
この記事では、ボアとフリースの素材特性とその魅力をご紹介します。

 

-目次-

 

1.ボア生地

 

Fleece-Fake-fur-フリース-ボア特集

ボア生地は、厚みがあり、ふかふかとした感触で非常に暖かい素材です。
その名前の通り、動物の毛皮のような柔らかい繊維を特徴としており、触り心地の良さが際立っています。
動物の毛のようなモコモコした毛足の長い生地は、アウターやバッグの布地として人気で、テディベアのようなぬいぐるみまで使い道は幅広いです。

ボア(boa)とはもともと南米で蛇という意味の単語です。
婦人用の長い毛皮のストールが木に巻き付く蛇の姿に似ていたことが由来です。

ボア生地には毛足の状態でいくつか種類があります。

羊の毛のような『シープボア』
プードルの毛のような『プードルボア』
アルパカの毛のような『アルパカボア』
パイナップルの表面のようなぽこぽことした『パイナップルボア』

など、毛が長めのものや短いもの、カラーも豊富です。
また、同じく毛足の長い生地にフェイクファーがあります。
毛足がカールしているのがボア、毛足がストレートなのがファーという違いがあります。


モコモコ部分はアクリルやポリエステルで作られています。

ボア生地はポリエステルか綿の基布にパイル編みで糸を編み込み
パイルの上部をカット処理して毛羽立たせるようにして作られています。
肌触りがよく、モコモコの中に多くの空気を含むため、保温性が高いです。
最近では、ウールを使ったボア生地もあります。
雪が降るような地域ではアウターの裏地のほか帽子やブーツ、手袋などにもボアが使われています。


ボア生地はハンドメイドの素材としても人気

Fleece-Fake-fur-フリース-ボア特集

店舗や通販を見てみても様々な種類のボア生地が販売されています。
シープボアやプードルボアなど種類も多く、花柄やヒョウ柄、レオパードなどの柄も豊富です。
切りっぱなしだとほつれてしまうため縁の処理が必要になりますが
ミシンや手縫いで簡単に縫うことができます。
バッグやマフラーなどの小物を作ったり、はぎれを利用してデニムジャケットの襟や袖にアクセントとしてつけたり
シャツやズボンのポケットとしてつけたり使い方も自由自在です。


お手入れ方法

洗濯機で洗う場合はネットに入れて手洗いやソフトモードなどで洗濯します。
強いモードで洗濯してしまうと毛がからまる原因になってしまうので注意が必要です。

手で洗う場合は水と中性洗剤でやさしく押し洗いします。
しっかりとすすいでから仕上げに柔軟剤を使います。

長く使っていると起毛部分が固くフェルトのようになってしまうことがあります。
その場合はブラシで優しくとかすとふわふわな感じが復活します。


【おすすめのボア素材】

 

ボア一覧を見る>

2.フリース生地

 

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今や秋冬の定番アイテムとなった、フリースジャケットやフリースジャンパー。

フリース生地とは石油が原料のポリエステル素材の一種,PET(ポリエチレンテレフタレートの略)を利用した起毛生地のことです。
もともとは羊一頭から刈り取られた一つながりの羊毛のことを指しますが、現在、使用されるフリース生地は、ポリエステルから作られています。
使用されるポリエステルは、ペットボトルなどの再生繊維を使用したものも多く、環境に優しい素材。
このポリエステル繊維を軽い布地に織り込み、起毛処理します。
フリースの起毛部分がウール素材のような空気を含む層を作り出し、軽いだけでなく外気を遮断し体温による熱は逃がさない保温性があります。

柔軟性、通気性、速乾性のある高機能素材となっています。


フリースには毛足の長いものから短いものもあります。

毛足の短いものは、アウターなどでみられる一般的なフリースを指し、ムートンのように毛足の長いものをボアフリースと言います。
毛足の長いものほどもこもことして可愛い印象となり、女性からも大変人気です。

また、ポリエステルとレーヨンを使用したメルトンフリースというものもあります。
通常のフリースと比べて毛足が長いのが特徴です。
高品質で毛玉ができにくい特性があり、繰り返しの洗濯にも強いというのもポイントです。


フリースはハンドメイドで利用しやすい生地です。

フリース生地は端がほつれにくく、初心者でも簡単に扱える生地です。
色も豊富で、無地だけでなく花柄などの柄物もたくさんあります。

ブランケットやマフラーはもちろん
程よく伸びるのでポンチョやベビー用の着ぐるみなども作ることができます。


お手入れ方法

洗濯機で洗う場合は裏返してネットに入れ、手洗いやソフトモードなどで洗濯します。
柔軟剤も使うと静電気を防いで柔らかい仕上がりになるのでおすすめです。

手洗いの場合は強くこすったりせず、優しく押し洗いします。

しわが気になってアイロンをかける場合は130~160℃くらいの温度であて布をしてください。

 


【おすすめのフリース素材】

 

フリース一覧を見る>

 

3.フェイクファーなどあったか素材

 

Fleece-Fake-fur-フリース-ボア特集

フェイクファーとは人工的に毛皮(獣毛)に似せて作った起毛素材のことです。
素材はアクリルやポリエステルを使うことが多く、技術の進歩で本物と同じ質感を出すことも可能です。
近年ファッション業界では毛皮を使わずフェイクファー(エコファー)を使用するブランドも増えてきているなど需要が拡大しています。


フェイクファーは環境に優しいだけではなく、様々なメリットがあります。

○品質が均一
リアルファーは部位によって毛の長さや色にバラつきが出てしまいますが、フェイクファーは大きなサイズでも均一な品質にすることが可能です。
また、技術の発達により見た目、手触りが本物に近いorそれ以上の高品質なものを生産することが可能となっています。
ストレッチ性のあるものなど機能的な生地も誕生しています。

○デザイン、カラーバリエーションが豊富
優れた発色性で様々な色に染めることができ、プリントも施せるので、本物の毛皮では不可能な表現ができるようになりました。
逆に本物に近い柄や色を使用して、リアルファーに似せることもできます。

○価格が安い
大量生産が可能なので、リアルファーに比べて手に入りやすい値段なのも魅力の一つです。
気軽にファッションやインテリア、ハンドメイドの素材に使うことができます。

○耐久性がある
リアルファーに比べ、刺し毛の弾力性と耐水性が優れています。
簡単なお手入れでOK。

【おすすめのファー素材】

 

4.まとめ

まとめボア特集

ボアやフリース素材は、秋冬シーズンにぴったりのアイテムです。
例えば、ボアやフリースのジャケットは、暖かさと柔らかさを兼ね備えており、アウトドアや日常使いにも最適です。
また、フード付きの防寒着は風の強い日も快適に過ごせる機能性が特徴です。
他にも、フリース素材を使用した暖かいブランケットは、リビングや外出先での寒さ対策に重宝します。
使用するシーンや目的に応じて、あなたにぴったりのアイテムを選んでくださいね。
ぜひ、これらのアイテムで冬を快適にお過ごしください。


 
 

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