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秋冬生地!暖かみとおしゃれを叶える素材選び

 Autumn/Winter Material Selection

秋冬になると、暖かみのある風合いや季節感を大切にした生地が注目されます。特に肌寒い季節には保温性が重要となり、見た目の質感と同時に快適さを求める方が増えてきます。

衣類や小物、インテリアなど幅広い場面で活躍する秋冬の生地は、素材選びや色の使い方によって仕上がりや印象が大きく変わります。初心者でも扱いやすいものからこだわりの高級素材まで、多彩な選択肢があるのも魅力です。

秋冬生地を選ぶうえで知っておきたい特徴や、素材ごとの強みやおすすめの活用方法を詳しくご紹介します。暖かさとおしゃれを同時に実現するためのヒントをぜひチェックしてみてください。

 

 

1.秋冬生地の特徴とは?保温性・風合い・季節感に注目

 Autumn/Winter Material Selection

秋冬生地の魅力を最大限に活かすには、保温性や独特の風合い、そして季節感を意識することが重要です。

秋冬の時期は気温が下がるため、生地選びではまず保温性が大切になります。暖かさをキープするうえで、生地の厚みや起毛加工、繊維の種類などがポイントになります。また、気温差が大きい日もあるので、風を通しにくく通気性を兼ね備えた素材を選ぶと着心地が長時間快適になります。

質感や見た目の季節感も、秋冬のファッションやインテリアにおいて欠かせない要素です。表面がほっこりとした起毛タイプや、温かみを感じさせるカラーリングなど、触れたときのやわらかさや見た目の落ち着きが重要とされています。さらに、秋冬らしいシックな濃色だけでなく、差し色として明るい色や特徴的な柄を取り入れることで、幅広いスタイルに対応できます。

2.秋冬におすすめの主要素材:ウール・コットン・リネンの魅力

 Autumn/Winter Material Selection

秋冬用の生地といえば、まず思い浮かぶのがウール、コットン、そしてリネンです。それぞれに特有の保温性や取り扱いのしやすさなどのメリットがあります。

ウールやコットンは定番として多くの方に支持されており、生地屋さんや手芸用品店でも豊富に取り扱われています。リネンは夏向きのイメージがありますが、厚手タイプやウール混タイプを選ぶことで秋冬でも違和感なく使えるのがポイントです。また、洗濯や保管時に素材ごとの特徴を理解しておくと、長くきれいに保てます。

ウール生地:防寒と高級感を両立する万能素材

 Autumn/Winter Material Selection

↑OQA2200 マイクロループブークレ

ウールは天然繊維のなかでも断熱性や保温性に優れ、寒い季節には欠かせない存在です。肌触りがやわらかく、高級感があるためコートやジャケット、セーターなど幅広い用途に適しています。手入れの際は縮みやすいため注意が必要ですが、適切なケアを施すことで長く愛用できる点も魅力です。

コットン生地:着回しやすく手入れも簡単な定番

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コットンは季節を問わず使いやすい素材ですが、秋冬向けには厚手や起毛タイプを選ぶと保温性がぐっと高まります。日常的に洗濯がしやすく、丈夫なうえに通気性も一定程度確保できるので、子ども服から大人のカジュアルウェアまで幅広いシーンで活躍します。コーデュロイやフランネルなど、コットン派生の温かみある生地を選んで季節感を演出するのもおすすめです。


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AB_TXAB-H116
TXAB-H116 13W コットンコーデュロイ

 


koyamainternational

KI_SF8000
SF8000 8Wヘビーコーデュロイ

 


toyoshimaplus

PT_AD6500
AD6500 6Wコール天無地(6Wコールテンムジ、コーデュロイ)

 


hokkoh

HK_5025-1310-1
5025-1310-1 7.5Wコール天

 

リネン生地:秋冬でも楽しめる通気性と保温性

 Autumn/Winter Material Selection

リネンは清涼感が強いとイメージされがちですが、厚手のものやウール混リネンであれば、適度な保温性と通気性のバランスを保つことができます。秋冬にも活用できるリネン素材は、さらっとした快適さを維持しつつ重たくなりすぎないのが魅力です。カーテンやクッションカバーなどインテリアのアクセントにも使いやすく、洗うほどに柔らかさが増していくため永く楽しめるでしょう。


oharaya

OH_OWD25197
OWD25197 40/1 JAPAN LINEN HERRINGBONE 墨染め

 


oharaya

OH_OM42328
OM42328 綿麻 撚り杢 ツイードチェック

 


oharaya

OH_OA462521
OA462521 やわらかリネンワッフル

 


shibaya

SB_OS2514
OS2514 L1/40ヘリンボン 炭 渋柿染

 

3.ほっこり感を演出する起毛素材と毛羽感を活かすポイント

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↑VI60014 RELAXING NEEDLE JERSEY / 完成度の高い「ウール以上」

起毛素材は素材表面の毛羽立ちによって、ほっこりとした温かみを演出できるのが特徴です。上手に活かすことで季節感をより深められます。

フランネルやネル、ボア、フリースなどは、表面を起毛させることで体温を閉じ込め、見た目にもふんわりとした印象を与えてくれます。衣類に使う場合は一部分に取り入れるだけでも秋冬らしさが高まり、重ね着コーデとの相性も抜群です。肌に触れたときにチクチクしにくいタイプを選ぶなら、フリースや起毛コットンなども扱いやすい選択肢になります。

また、布雑貨やインテリアに活用すると季節のデコレーションとしても楽しめるでしょう。ブランケットやクッション、ルームシューズなどを起毛素材で作ると、視覚的にも身体的にも暖かみがプラスされます。ただし、毛羽立ちが他の衣類や素材に付着しやすい場合があるので、取り扱い時には色合わせや保管場所に配慮しておくとスムーズです。

4.色選びと柄で季節感をプラス:秋の深みから冬の明るさまで

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落ち着いたトーンだけでなく、アクセントとして明るい色や柄を取り入れることも季節感を強調するコツです。

秋冬はブラウンやグレー、深いグリーンといったシックなカラーが定番ですが、暗すぎる配色になりがちでもあります。そこにオレンジやレッドなど、鮮やかな色をピンポイントで使うことで、コーディネートやアイテム全体に華やかさを添えられます。チェック柄やアニマルモチーフなどを取り入れると、さらに秋冬らしい雰囲気を一気に高めることができるでしょう。

ただし、カラーや柄の主張が強い生地は組み合わせを慎重に考えないと、全体のバランスが崩れやすいことも事実です。差し色として生地の一部に用いるか、あるいは小物レベルで取り入れるなど、ちょうどよい分量を探ることが大切になります。優先順位としては、まずベースとなるベーシックカラーを決めてから、柄物や個性的な色を足すとまとまりよく仕上がります。

5.用途別秋冬生地の選び方:衣類・小物・インテリアへの活用

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衣類や小物、インテリアなど、使うアイテムの目的によって求める機能が変わります。適した生地を選んで、快適かつおしゃれを楽しみましょう。

衣類の場合は、保温性と動きやすさ、肌触りという3つの要素を考慮すると選びやすくなります。ウールやニット、キルティングなどは、外出着としてしっかり防寒しつつスタイリッシュに見せられる点で人気があります。一方、小物やアクセサリーには、取り扱いの楽なコットンや合成繊維を組み合わせ、デザイン性と実用性を両立させるとよいでしょう。

インテリアでは、部屋全体の雰囲気を左右するのでカラーや質感との融合が大切になります。カーテンやクッションカバーに、厚手のコットンやリネン、ウールブレンドを取り入れれば、部屋の印象をぐっと暖かく演出できます。用途に合わせた生地選びをすることで、生活シーン全体を豊かに彩ることができるのです。

6.メンテナンスが大切!秋冬生地のお手入れと保管方法

秋冬生地を長持ちさせるには、素材にあったお手入れや適切な保管方法を知ることが欠かせません。

ウール素材は縮みやフェルト化を防止するため、基本的には手洗いやドライクリーニングが推奨されます。コットンやリネンは比較的洗いやすい素材ですが、厚手や起毛加工が施されている場合は、生地へのダメージを防ぐために柔らかい水流で洗濯するなどの工夫が必要です。素材ごとの取扱表示に従いながらも、デリケートな部分は早めの手入れを心がけましょう。

シーズンオフの保管では、ニオイや湿気、虫食いから生地を守ることが大切になります。通気性のいいカバーや収納ケースを使い、防虫剤や乾燥剤を適切に配置するのがおすすめです。また、次の季節に取り出す際にしわがついてしまわないよう、畳み方や吊るしかたにも注意を払うと良い状態を保てます。

まとめ:秋冬生地の魅力を活かしてワンランク上の作品づくりへ

秋冬生地の特徴や選び方を踏まえて、あたたかみのある作品づくりやコーディネートを存分に楽しみましょう。

秋冬生地は、保温性や風合い、色選びなどさまざまな要素が融合してこそ真価を発揮します。ウール、コットン、リネンといった主要素材から、フリースやボアなどの起毛系まで幅広い選択肢があるため、アイデア次第で個性豊かなアイテムが完成します。お手入れや保管のコツも押さえながら、自分らしいスタイルや作品を思う存分楽しんでみてください。

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